- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798014326
感想・レビュー・書評
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明快な論理展開と例示で好感が持てます。最後は辛口に、認めたくない自分の心を突きつけられて読了。感情を変えるにはまず自分の心を理解する事。後は時間をかけて。
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頼まれてもできないときはきちんと断る。これは、オンオフ問わず大切。人を先読みしない。信頼する。自分を大切にする。
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相手の感情の先読みをしない。
相手を信じて任せる。
自己重要感=自分には前提なき絶対的感情価値がある。 -
断れない、頼めない思考パターン
1.立場的に断れない:頼める人がいない
2.ほかに出来る人がいない:自分以外に出来る人がいない
3.断るのが申し訳ない:頼むのが申し訳ない
4.悪く思われたくない:断られるのが怖い
5.なんとか出来るだろう:自分でやったほうが確実
6.ここで断ると、今後は頼みづらい:借りを作りたくない
7.以前の恩義がある:他人には任せたくない
1、3、4、6が当てはまるなと思った。
断れないパターン(忙しい場合)
思考(断ると申し訳ない)→感情(罪悪感)→行動(断れない)
思考(やる時間が無い)→行動(断る)
ストレス解消法
・自分のストレスを肯定する
自分以外への期待を書き出す。
自分への批判を書き出す。
・本来苦しむべきは誰か?を考える
断ること・頼むことで考えられるリスク
・批判されてしまうかもしれない
→しかし、批判されないかもしれない。それにどんなに頑張っても批判されるときはされるものだ。だったら、どうしてもつらい時には、断ったり頼んだりしても良いのではないだろうか?
いやな状況に遭遇した場合の対処法
・運が悪かったとあきらめ、我慢する
・自ら状況を回避するための行動を起こす
・この状況を生かして自分を高めようとする
他人の評価を気にする、相手の判断を先取りする理由
→自分を認めてもらいたい
自己重要感を満たす(自分で自分を認める)
→他人の評価を気にするということは、他人に振り回されるということ
他人からの評価を気にして断れない、ということはない
他人から「褒めてもらおう」、「認めてもらおう」という意識で仕事をしない
→自分がその仕事にベストを尽くしたかどうかが重要
自分のことを本当に認めることができるのは、他ならぬ自分自身である
→他人に認められることで自己重要感を満たそうとしても、
認めるかどうかは相手次第で自分の期待とは異なる場合がある
他人の批判や賞賛と自分の価値を結び付けない
昔から「いい子」でいようと努力して生きている
→周りから「いい子」と思われるためにどうすれば良いかを自分で考え
自分に目標を設定し、それに向かってさらに努力する
→これが、他人から評価されることで自分の価値を感じようとしていること
また、他人から評価されるためには、自分の中の理想の人にならなければならないと考えて頑張り続けてしまう
「常に自分には価値がある」と信じて生きていくことが大切
→その中で、役に立つ人になろうとするのは問題ない
◇新情報
自分は他人からの評価を気にして生きてきていたと再認識
◇アクションプラン
断ることは悪いことではないという意識を持つ -
頼めないではなく、頼まない
断れないのではなく、断らない
どちらにもリスク・メリットがあり、無意識のうちに頼まない、断らないを選択している。
相手の評価を先取りしない。
自分には絶対的な価値がある。 -
監修のことばに、
「変化を妨げているものはなんだろうか?」という簡潔な問いに対して、「それは、その人の思考にある」という常識思考を出発点とした本である。
とありました。
自分の思考パターンを理解することは出来ましたが、まだ自己変革には繋がりそうもありません。