ポケット図解 シュンペーターの経済学がよくわかる本

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著者 : 中野明
  • 秀和システム (2009年8月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798023465

ポケット図解 シュンペーターの経済学がよくわかる本の感想・レビュー・書評

  • シュンペーターはケインズと同じ1883年生まれ。この年にカール・マルクスが死去している。
    創造的破壊の過程(→イノベーション)こそが資本主義の本質である。
    収穫逓減の法則。
    シュンペーターの不況論では、経済学は不況対策に無力であり、ケインズがもてはやされることになる。

    とっつきにくくて、ためらっていた経済学のさわりを体験させてくれた本。全く知らない世界への一歩目には、こういうハウツー本はわかりやすくていいな。

  • ポケット図解 シュンペーターの経済学がよく分かる本 読書メモ


    経済学の本ってなかなか読まないのでもしかするとエッセンスを
    拾い上げて書いているだけになっているかも・・・

    経済発展の要素として以下の3つをあげている

    ・企業者
     ・・・斬新なアイデアを引っさげて、自ら率先して新結合を遂行する
        張本人になる。
        一般的に生産手段を所有していないケースが多いとシュンペー
        ターは考える。

    ・銀行家
     ・・・企業者と生産手段の仲介を行うのが「銀行家」になる。
        つまり銀行家が資本を提供することで企業者は生産手段を所有
        できそれを元に、新結合を遂行できるという考えである。


    ・イノベーション
     ・・・経済の領域でこの新結合が起こりそれが原動力となることで
        経済が発展すること

     ・新結合・・・物や力を新しいやり方で結合すること。
           従来とは異なる結合が行われること

    ・アントルプルナー
     ⇒新たに事業を起こす人のこと

    ・アントルプルナーシップ
     ⇒企業家精神

    ・新結合の5つのパターン
     1.新しい財貨の生産
      新製品や新サービスの生産を示す。

     2.新しい生産方法の開発
      業界内で知られていない生産方法を導入します。
      科学的に新しい方法を必要とするわけではない。

     3.新しい販路の開拓
      その業界が従来参加していなかった市場を開拓すること。

     4.原料や半製品に関する新しい供給源の獲得
      原料などの新しい供給源を獲得すること。

     5.新しい組織の実現
      新しい組織により、従来とは異なる力を獲得すること。
      既存の独占的地位を打破することなど

    ============================

    投信や株式を行うのも似ていて、「新しい生産へマネーを流す」
    投信を通してでも、株式を直接保有してでも同じで、一介のサラリー
    マンがイノベーションを考えた投資というのはなかなかできません。

    分散と集中と「全てがインデックス投資でなくても良いのかな」
    と感じる今日この頃です。

  • 経済学者シュンペーターの要約本。シュンペーターといえばイノベーション論が有名だけど、個人的には資本主義の崩壊に関する記述の方に興味をもった。この内容が再評価される日が来ない方がいいのだけれども。

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