やさしくわかるBABOK

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  • 秀和システム (2011年6月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798030111

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やさしくわかるBABOKの感想・レビュー・書評

  • BABOKを分かりやすく要約した本。しかし、BABOKを知らない人が読む本ではない。BABOKを読んだがよく分からなかった人が読む本。


    俺はBABOKを知らずに読んだが、「それで?」という感じだった。正直PMBOKほど整理されておらず、知識体系として不完全な印象を受けた。なぜなら最初に「ビジネスアナリシスは、タスクとテクニックの集まりである。」と記載されていたためだ。「そういう表現を使ったら、どんな仕事もタスクとテクニックの集まりだろ」と突っ込んでしまった。その後の説明も、タスクとテクニックを順に列挙しただけのように見えてしまい、読む価値がなかった。知識は集まったが、体系化されていないような印象。


    BABOKに興味を持ったのは、作る側の視点では使われない機能を作ってしまう問題を解決できないと考えたからだ。ビジネスアナリシスはこれに対する解決策を持っているように思えた。実際持っているようだったが、ビジネスアナリストが職業として成り立って真価を発揮するかは微妙だろう。なぜなら、顧客がビジネスアナリストという職業を真に理解して仕事を依頼できるものか疑問だからだ。

    ビジネスアナリストは超上流の仕事であるという認識に相違はないが、最上流は間違いなく顧客自身だ。顧客は基本的に、自分たちが提供しようとするソリューションを作るために、自分で作れないから他の会社に頼むということがどういうことか分かっていない。ソリューションの目的やビジネス的位置付けを理解した上で作りたいと考えるほど頭のいい会社はそうそうあるのかと考えると、日本では皆無だろうと考える他ない。ビジネスアナリストが必要だと考えられるほど大きい会社でしかビジネスアナリストは受け入れられないと考えると、知識体系というよりはそういう大きい会社に配る紹介本のようなイメージになってしまう。海外ではビジネスの話ができる会社がありそうだが、日本では無用だろう。日本におけるビジネスアナリストはコンサルでしか必要とされないだろう。そして、コンサルの作るものは無責任なものが多いため、プロジェクトのインプットになりえない。また、運用までからむコンサルというのも聞いたことがない。

    そう考えると、日本におけるビジネスアナリシスは、職業ではなく、提案段階のスキルのひとつに過ぎないように思われる。そして、それが有効に活用されるのも、顧客の協力があってこそ。ビジネスアナリストは、顧客にソリューションの価値を保証する役割だからこそ、良好で頭のいい顧客との間でしか成立しない。一般的な日本の企業では、無用の長物だろう。

  • 私が読んだBABOK本の3冊目でした。
    読んだ中では、業務に活かす、即実践する方法が浮かんでくる一番の本でした。

    CCBAの試験対策の観点からすると、
    ・CMMIやPMBOK、共通フレーム2007など他の知識体系と異なりBABOK特有の点
    ・BABOKの中でも重要な点
    が明示されており、BABOKガイドの中で適切に理解する諸点を確認することができます。

    タイトル通り「やさしくわかるBABOK」本だと思います。

  • しっかりした設計が大事

  • パラ読み。
    プロジェクトマネジメントをHowの解決とらえて、
    Why,whatを問うビジネスアナリストという視点はおもしろい。
    なぜうまくいかないのかは、何をつくるのかわからないという要件につきるのだろう。
    この視点は大事だな。

    最近読んだスクラム書籍のPMとSMに通ずるものがある。
    現在のビジネスは超上流でなくてもプロジェクト規模にかかわらず職業ではなく能力として求められている分野に思う。

  • 「BABOK超入門」に比べると内容が読みづらいが、こちらの本にしか載っていないこともあるので知識補完には役立つ。

  • 当面BABOKはつかわなそうだということがわかった。人をたくさんまとめる仕事に必要なスキルである

  • IIBAが出版した公式ガイドブック(「ビジネスアナリシス知識体系ガイド(BABOKガイド)」)には一体何を書いているのか、何が言いたいのかが全く理解できず、何か分かりやすい解説本がないかとあれこれ探してやっと見つけた本。
    簡単な例や著者の実体験(?)を挙げて書かれている為、公式ガイドブックに書かれている内容の意味を理解できます。また、BABOKの考え方も分かります。
    IT業界にいる方が読まれる時はBABOKの考え方の理解が重要になってきますのでここを念頭に置いて読まれるとすんなりと理解できるかと思います。

  • 組織文化の分類とテクノロジーライフサイクルが同一となるのは面白い。
    メンタルモデルにより、人は認識することが異なる。
    狩野モデルによりニーズの陳腐化により、喜びのニーズがいつのまにか期待のニーズになり、さらに基本的ニーズになる。
    面白い。
    しかし、全部適用とするのはすごく大変。

  • BABOKについての解説本であるが、BABOKによってまとめられている知識体系と、その具体例として使われている手法について書かれている。どこまでがBABOKで書かれていて、どこまでがこの著者に依る拡張記述かの境界線がよくわからなかった。PMBOK同様、BABOKも抽象的な知識体系であり、BABOKを知っているからといってシステム開発が成功するというシロモノではないが、BABOKに規定されている能力の持ち主がBABOKに従って開発できていれば失敗は少なくなるだろうと感じた。

  • 本書発売時点で、類書の中では比較的具体的な内容が書かれている、ということで選択しました。「やさしくわかる」が、それでもまだ「よくはわからない」といったところです。この物足りなさはPMBOKよりはCMMIの仕様をみたときの感じに近いです。
    本書の問題というよりはBABOK自体の問題ではないかと思います。

  • BABOKの概要が何となく理解できた気がする。
    おそらくこれを読んだだけでは、すぐに何かが変わるとは思えない。
    まずビジネスアナリストとは、どういったものなのか理解してから読むべきだったと反省。

    現時点の理解度では、内容の評価は難しいので読みやすさの点だけ評価する。

    まず、章立ての構成が良かった。
    1~4ページで1つの内容が完結していたので、隙間時間に効率よく読めた気がする。
    後は、専門用語の説明が少なく感じた。
    前提条件として「これくらいの知識が必要です」といった補足情報がほしかった。

  • キーワードとして最近良く聞くようになったBABOK。どんなものかなと思って読んでみた。

    まあ要するに業務コンサル版PMBOKですな。つまり業務コンサルが分析を行う際のベストプラクティスを集めて体系立ててまとめたというもので、考え方や記述の仕方についてはPMBOKと重なる部分が多い。PMBOKに馴染みがある人なら、かなりとっつきやすいと思われる。

    ただ、説明の中では「コンサルティング」という言葉は一切使わずに、「ビジネスアナリシス」という名称を強調してるあたりに、ドラッカー的な経営コンサルと差別化させようと苦労?している印象を受けた。

    内容として面白いと思ったのは「ビジネス分析プロセス」、つまりそもそも何で分析する必要があるのか(WHY)に重点を置いていて、ソリューションはその手段に過ぎない、という考え方。例えば、BAの発想だと、RFPで要求事項として挙げられている機能であっても、ビジネス的に効果が無いと思うのであれば除外することも提案のうち、ということらしい。

    うーむ、これは今の日本では考えられない。けど合理的。確かに。でも多分無理(笑)

    という感じでBABOK自体にはなかなか興味を惹かれたし、実際「使えそう」な印象を受けたのでもう少し知識を集めたいと思ったのだが、本として見ると、BABOKのコンセプトなど、未消化で伝えきれてないような印象を受けたり、挿絵が説明不足だったり、構成が単調だったり、少し完成度不足を感じた。

    まあ新しい領域を扱った先駆者的な本ということで、そのあたりも評価してオマケで★4つというところか。

  • BABOK解説本。

    今まで出版されていたBABOKの本は、BABOKを読むための準備本だったり、浅い内容だったのだが、この本は、内容がやさしく書いてあり、BABOKの内容を理解したい初心者にとっては取っ付きやすく、読みやすい本。

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