図解入門よくわかる最新発電・送電の基本と仕組み (How-nual図解入門Visual Guide Book)

著者 :
  • 秀和システム
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798031811

感想・レビュー・書評

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  •  既存の仕組み、特に原子力発電は否定的なニュアンスで書かれている一方で再生エネルギーなどの新しい方式の発電方法に対しては期待を込めた書き方がされており中立性に欠けていると感じた。一応「太陽光発電の系統への悪影」という項目で太陽光発電の問題点を挙げてはいるがそれだけで中立的な構成となっているとは言いがたい。事故後に書かれた本なので原子力発電に対して否定的な内容となってしまうことは理解できるが、それでも解説書なのだから中立的観点から解説するべきだろう。そのうえでどうしても主張したいことがあれば問題点として項目を切るかコラムという形で掲載すべき。

  • 最近、東電の国有化、発送電分離議論が多いので、その本質を知るために読了。

    電気の基本、発電(水力、火力、石炭、風量等)、原子力、送電、配電、分散型システム、電気料金、電気事業と自由化の点から書いている。

    内容は発送電にあわせて書いてあるが、単発的な説明であるような気がした。まあ、あわてて編集して、発行した点も含めて仕方ないかと思う。

著者プロフィール

1976年生、東京都八王子市出身。一橋大学社会学部卒。編集プロダクション、出版社勤務を経て、2004年から10年まで月刊エネルギーフォーラム記者として電気事業制度改革や原子力政策などエネルギー問題を取材。社会人大学院博士前期課程、物流専門紙記者を経て、14年からガスエネルギー新聞記者として電力政策等を担当

「2022年 『図解入門ビジネス 最新電力システムの基本と仕組みがよ~くわかる本[第3版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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