好きな人、いい仕事だけを引き寄せる!営業いらずのソーシャルメディア人脈術
- 秀和システム (2011年12月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798031835
感想・レビュー・書評
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エビカツ読書会の方から「comnicode」のつながりでいただいた一冊。
しかも、著者ご本人の方からとなります、感謝!
さて、普段お話しされているのと同じような、とても柔らかな語り口で、
まるで目の前で話していただいているような気分で、スルッと読めました。
内容も、ごくごく当たり前のことだけに見失いがちな、
そんな基本的な部分から積み重ねていただけている感じです。
「ソーシャルメディアはあくまでもツールです。それが最終目的ではないのですね。」
最近よく目にする、本来コミュニケーション「ツール」であるはずの、
ソーシャルメディア自体が目的化してしまう危険性についてもきっちりと。
「フェイスブックには、「エッジランク」という
「お互いの親密さを決める独自のポイント」があります。」
あくまで入口に過ぎず、その後にどう伸ばしていくのかは、
自分自身での主体的な、地に足を付けたコミュニケーションの継続でしょうか。
「「お客様は神様」という時代でもないし、どっちが偉いとか意味なくないですか?」
「一緒に楽しいこと、いい事を考えましょうよ」、この視点は大事だと思います。
より身近に感じるのは、課題を共有できた時だと、思います。
「お客様は神様」だから言われたとおりにしていればいい、だともう厳しいのですよね。
いい意味での「カスタマー・マイオピア」からの脱却をはかりたいところです。
「セレンディピティの糸口」
つい先日に修めた情報サービス学でも「セレンディピティ」の概念は重視されていました。
プロダクトアウトに縛られていると難しい視座ですが、忘れないようにしたいところ。
偶然のチャンスは誰にでも起きると思いますが、それを自身で昇華していくには、
普段からの準備と心構えが必要になるのだと、あらためて。
ん、いろいろと頭の中を整理できながら、ゆったりと読めた一冊です。
著者の高木さんのお人柄も出ているからでしょうか、なんて。
というわけで、せっかく「comnicode」でいただいたので、どなたかにお渡ししたいと思います。
条件は一つ、「comnicode」を使っていただける人、とさせてください。
直接お会いできそうな方はお渡ししますし、厳しそうであっても、
Twitterかfacebookのメッセージまで、、アカウントはプロフィールからご確認ください。
ご住所等の配送情報をご連絡いただければ、お送りいたします。
あ、私の身元はfacebookにてご確認くださいませ。。 <(_ _)>
先着1名様でお願いいたします~!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者はFacebook、twitterなどのSNSは「人と会うために使う」コミュニケーション手段だという。体験に基づき誰にとっても無理のない人脈作りを解説した本。セキュリティに配慮しつつ、腐らず・焦らず・コツコツと活動してゆくよう薦めている。
(メモ)~初めて聞く言葉
・リワイヤリング
普段の生活ではありえなかった出会いや情報が、まるで運が良かったかのように舞い込んでくること。・・・自分にできることは友達を選ぶこと。
・セレンディピティ
偶然もたらされた情報を、何か違う有益なものへと導く察知力。・・・自分にできることは感性を磨くこと。
・リワイヤリング*セレンディピティ=新しい発見がある。 -
TwitterやFacebookの使い方の基本を学べそうかな
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=普及著しいFacebookやTwitterなどのソーシャルメディア
これらを人脈形成に使わないのはもったいない!
どこにでもいる普通のオジサンである著者が、
短期間で気の合う人を中心とした幅広い人脈を
作り上げ、好きな仕事を次々と引き寄せたテクニックを、
リアルな体験とともにわかりやすく解説しています。=(表紙裏)より
第1章で「人脈について考えたことはありますか?」
*会社の看板抜き。個人的に付き合いたいし、
付き合ってくれる人たちであること。
何でも腹を割って相談しあえる人たちであること。
*自分のことを応援してくれる人たち、
逆に全力で応援したい人たちであること。
をこの本の「人脈の定義」としている。
第5章 では「ブランディング」についても書かれており
等身大の自分こそが自分本来のキャラクターであり
=SNSは自分のキャラクターに相性のいい仲間を
効率よく集めてくれるツール。=としている。
ビジネスの”お客様”を集めるためにしている人には
参考にはならないけれど、本当の意味で
”人とのつながり”を大切に広げていこう!
と思っている人には基本的な「心の持ちよう」を
考えさせてくれる1冊。 -
あまり友達やフォロワーを増やさないことや自分の利益だけを考えるのではない点、何歳からでもつながりを増やせる点を知ったのは大きかった。