- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798044590
作品紹介・あらすじ
本書は、このカンブリア紀に生息した海生古生物を豊富な図版と共に紹介。進化の歴史と、その意味を多角的に問う大人も子どもも楽しめるリアルCG図鑑だ。
感想・レビュー・書評
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最新の発見や発表をうまくまとめている。綺麗なCGと、実際の化石写真も掲載。カンブリア紀といっても1億年弱に迫るかなりの年月だが、その期間内での生物群も時系列で紹介してくれている。
カンブリア時代すでに現生種のすべての門がデザイン済みとして登場しているのは注目に値するが、たまに出てくる分類不明の動物登場はテンション上がる
もともとバージェス頁岩や、雲南省の澄江(チェンジャン)動物群が有名ながら、新しく見つかった地域の紹介もあり。カンガルー島やスウェーデンのほか、北グリーンランドのシリウスパセットなんてほぼ北極圏みたいなところで化石が見つかってるのは驚き詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スティーヴン・ジェイ・グールド『ワンダフル・ライフ』(2000年、早川書房)を刊行時に読んでいたので、その後のカンブリア紀動物群の研究がどんな風に進展したのかを知ることができて良かった。
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図鑑。古生物。
なによりCGイラストが綺麗!
図鑑として、非常に見やすい構成。
コラムも豊富で充実の内容。
やっぱりカンブロパキコーペが好き。 -
カンブリア爆発の不思議な生き物たち~地球はかつて二度の全地球凍結を経ている。22億年前には真核細胞が生まれ、7億年前に多細胞動物が生まれた。直径400kmの姻戚の衝突による灼熱の大異変で微生物までが消えたが、絶滅は免れた。エティカラ紀は平和だったが、5億4100年前海の中に突如大量の様々な生物が現れ、現在の生物に見られる基本的な身体のしくみを作り上げた。海綿動物門・刺胞動物門(クラゲ・イソギンチャク)・腕足動物門(シャミセンガイ)・軟体動物門(巻き貝・二枚貝・タコ・イカ)・環形動物門(ゴカイ・ウミケムシ)・有爪動物門(カギムシ)・鰓曳動物門(エラヒキムシ)・節足動物門(エビ・カニ・昆虫)・棘皮動物門(ウニ・ヒトデ・ウミユリ)・脊索動物門(魚類・爬虫類・ほ乳類)~本当に変な生き物が現れて消えたモノだけど、今残っている生き物も相当変わっているかも
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ふしぎな形をしたカンブリアンモンスター、実は恐竜よりずっとずっと昔の生物たちのことが
最近どんどんわかってきた!本当に今の生き物や人間につながってるの?
(isisi) -
「ワンダフルライフ」の頃から比べるとカンブリア生物群についてかなり色々な事がわかってきているんだなと思った。知らなかった生物も載っていて、面白楽しく読めた。
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なんともまぁ、奇妙な形の生き物たちよ。でも、彼らがいたからいまの生物がいる。
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請求記号 457.8/Se 75