スピリチュアル・マシーン: コンピュータに魂が宿るとき

  • 翔泳社
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  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798100227

作品紹介・あらすじ

われわれはいままさに「進化の臨界点」に在る。宇宙開闢のビックバン、生命の誕生、そしてテクノロジーの指数関数的発達は、今世紀、人間のように高い知性と感情をもった知性体-「スピリチュアル・マシーン」を生みだす。テクノロジーの進化が描く21世紀の未来絵図。

感想・レビュー・書評

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  • The Age of Spritual machines
    1999
    P100まで

  • 過去現在未来の3部構成。
    過去パートの第4章、知能を表現する手法として再帰・ニューラルネット・進化的アルゴリズムといった自己組織化的手法を鮮やかに挙げる辺りは読み応えもあったけど、段々尻すぼみ。
    特に、未来パートの年代別予想。具体的なだけに、直ぐそこの「第10章2019年」の、2016年現在の現実との乖離とか、だいぶ白ける。

  • 1999年にアメリカ・テクノロジー界の最高の栄誉であるナショナル・メダル・オブ・テクノロジーをクリントン大統領から授与された、文字認識プログラムや音声合成ソフト発明家による一冊。

    コンピュータに人の性格をインストールし、肉体の死から人は解放される。あるいは、コンピュータの作る詩や絵の紹介、コンピュータが感情と呼べる処理に近づいて行っている実態など、かなりカッ飛んだ内容に触れられる。

    コンピュータの最終的な課題は自己修復能力であると定義しつつ2009年、2019年など2013年の今、非常に興味深い将来年表が展開されている。siriやgoogleグラスはピタリと言い当てられており、むしろGoogle社は本書を中期経営計画にしてるんじゃないかと感じてしまう。

  • 著者の未来予想がどの程度当たったかを追っていくとスゴイですね。ノートPCの軽量薄型化は当たっている、一方、翻訳電話はまだまだ一般に使えるまで普及していませんねぇ。次の著書「ポスト・ヒューマン誕生」へと追っていきます。

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