会議が変わる6つの帽子

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制作 : Edward de Bono  川本 英明 
  • 翔泳社 (2003年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798103501

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会議が変わる6つの帽子の感想・レビュー・書評

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  • お仕事でつかった

  • No.574
    「Six Thinking Hats」の有効性をデンマークKaosPilots大学留学生の大本さんより伺って、この本を買ってみました。(絶版だったのでおよそ2倍かかりましたが)

    実際に使っているひとからの情報をもらえるとその価値がよく伝わります。今度は自分で使ってみたいと思います。

    会議を進める上で、その場、その場で必要なHatがあります。でも普段はそれを理解せずに、言いたいことがぶつかって議論がまとまりません。

    それを具体的な手法として展開できるのがこの6つの帽子。

    なるほど!

  • ものを考える時には一度にひとつ。事実の白、感情の赤、警戒の黒、楽観の黄色、創造の緑、指揮者の青。全員が同じ視点から見る並行思考。

    一度に複数の感受性を働かせられない、言われると確かにコロンブスの卵かも。ごっちゃになってたら、まとまるはずないわな。

  • 自身が迷うときや自信を以て判断をしたいときに、
    ”おちついて”モノゴトを観察・分析し、見極めるために
    切替のスイッチとしてエッジを立てる視点(切り口)としたい。

    というのも、”切替”ることが大事な点であるから。


    そして、自身の切替の体感を以て、チームで活用したい。

    そこで大事な点は、

    切り替えているという意識を自身が持ち、
    チームメンバーが知っているという環境づくりがより効果的に機能するのではないか?と思う。

    自由にエッジを効かせた考えや言葉を表現する場となることになるから。

  • 6色ハット発想法の理解を深めるために読書。

  • 会議を、6つの色のついた帽子をかぶることで視点を変えていって進めようというもの。

    白:中立・客観的
    赤:怒り、情熱、感情
    黒:生真面目、思慮深い
    黄:明るい、積極的
    緑:創造性と新しい考え方への視点
    青:空、冷静、超越

  • 昨年、『ソフトウェアテストの基礎』を翻訳した際に、原著が引用していた本です。それは、
    もし、たまたま見た白鳥がみな白ければ、「すべての白鳥は白い」という、大胆な発言ができるのだろうか?
    といった部分で、私が、「すべての白鳥は白い」といった部分の訳を変えた方がよいのでは?と言ったら、湯本さんが、「『会議が変わる6つの帽子』の翻訳でもそうなっているのでこのままで行きましょう」と教えてくださって、助かったのでした。

    本の要約は、簡単で、要するに「会議の時には、情報(白)、感情(赤)、消極(黒)、積極(黄)、創造(緑)、戦略(青)の帽子を全員が同時に同じ色をかぶり変えながら進めること、つまり、議論する視点を揃えて会議のテーマを掘り下げることが大切」と、それだけです。

    実は、湯本さんに「どこがいい本なの?」と豆蔵の会議室で訪ねたときに「6色の帽子をかぶって、白なら事実を提示しあうといった感じに会議を進めていく方法なんだけど、全員が同時に同じ帽子をかぶるってところがミソで、まぁ、読んでみてください」って言われたのですが、本当にそれだけのことなんですが、たぶん、すごいメソッドです。また、仮にこのメソッドが、全員が本を読んでいないと上手く使えないとしても、この本に載っている解説を読むだけでも本当にためになります。たとえば、
     建設的な意見より批判的な意見を述べる方がずっと簡単である。椅子をデザインするのは難しいが、あれこれ批判することは、それよりずっとやさしい。例えば、簡素な椅子であれば、時代遅れであるとか、すぐに飽きてしまうなどと批判できる。逆に椅子が凝った造りであれば、趣味が悪いだの仰々しいだのと文句をつけられるかもしれない。つまり、目の前にある物とは異なる概念を故意に導き出せば、批判は簡単にできるわけだ。ただし、あなたがその気になればの話だが。
    といった金言は(他の人から別の言葉で聞いたことがあるだろうけれど)忘れがちなのでためになります。

    さて、それでは、ここで、JaSST'08Sapporoの出荷判定ライブをデ・ボーノ博士の6つの帽子を使うとどんな感じになるかやってみましょう(遠い記憶を基に書いているので内容は若干異なります)。





    1. 「青い帽子」(空、冷静、超越:プロセス全体を構成する視点)で会議で決めるべきことを明確にする。

    司会: それでは、来年の「さっぽろ雪まつり」をターゲットにしたメトリホテル札幌の旅館予約システム出荷判定に向けた「担当者レベルでの事前打ち合わせ」をはじめます。1年前に要求分析を始め、今回は、ベトナムへのオフショアも行いました。まずは、それぞれの立場から自由に状況を説明していただき、その後、メトリクスの確認、出荷判定会議までにすべきことの明確化を実施したいと思います。この進め方でよろしいでしょうか?

    全員: 了解です。


    2. 「赤い帽子」(怒り、情熱、感情:思ったままの感情的な視点)で自由な意見を出し合う。

    開発部長: 東です。洞爺湖サミットに向けたシステムということでスタートしましたが、間に合わず、悔しい思いをしました。しかし、メトリホテル予約システムに軌道修正し、初めてのオフショアも実現し、多少の問題は残っているようですが、なんとかここまで漕ぎ付けました。お客様も待っていることですし出荷判定合格と行きたいものですね。

    品質保証部長: 三浦です。いやいや。セキュリティに問題が残っていると小耳に挟みましたよ。大問題につながりかねないキズを残したままの出荷は認められませんな。慎重にいきましょう。

    開発内テスト担当: 平本です。あとで詳しく説明しますが、大詰めに来ています。必死になって頑張っているところです。ベトナムのホーさん、状況はどうですか?

    オフショア先: ホーです。テストのやり直しが発生して現場はちょっとうんざりしています。でも、初めての試みなので、精鋭メンバーを集めて頑張ってますよ!


    3. 「白い帽子」(中立、客観的:事実と数値(データ)への視点)でテーマに関するあらゆる情報を出し合う。

    司会: それでは、みなさん、白い帽子をかぶって客観的に状況の説明をお願いします。まずはテスト担当の平本さん、状況はいかがでしょうか?

    開発内テスト担当: はい。こちらは、信頼度成長曲線です。ゴンペルツに当てはめると収束率は98.5%まで来ています。現在は、予定していたテストの99%を終え、先日発生した問題に対する回帰テストをオフショア先で実施していただいているところです。

    司会: オフショア先の状況はいかがですか?

    オフショア先: 実は一昨日、回帰テストの連絡が来て、昨日スケジューリングが終わったばかりです。計画としてはあと4日あれば回帰テスト完了の予定です。

    司会: セキュリティの問題とは?

    開発部長: 実は、顧客リストを必要最小限の開示に留めるといった機能に問題があり、現状はシステムを操作できる人であれば顧客リストを画面上に表示できるようになっています。もちろん、印刷はできませんし、システムは奥の部屋にあるので顧客がそれを目にすることはありません。


    4. 「黄色い帽子」(明るい、積極的:肯定的な側面(プラス面)への視点)で計画や提案を引き出す。

    司会: なるほど。100%問題無しと言ったわけではなさそうですね。それでは、みなさん、黄色い帽子をかぶってプラスな側面に目を向けて前向きな提案をお願いします。

    開発部長: セキュリティの問題については、運用でカバーするという方法が取れると思います。

    品質保証部長: 顧客との了解がとれればの前提ですが、運用は一つの案としてOKでしょう。

    開発内テスト担当: それでは、私の方は、出荷判定会議までにテストをやりきる方策を考えます。

    オフショア先: 時間が短いのですが、もう一セットのシステムとオペレータを追加すればなんとかなるでしょう。


    5. 「緑の帽子」(草木、植物などの“成長”:創造性と新しい考え方への視点)で新しいコンセプトを考える。

    司会: 運用でカバーという案が出てきましたが、それで当初のメトリホテルに対するコンセプトは守れるのでしょうか? もし、守れないなら新しいコンセプトを緑の帽子をかぶって考えてください。

    品質保証部長: セキュリティを守るため、従業員ごとにアカウントを作り、ログイン記録を残すというのはどうでしょうか?

    開発部長: それなら、簡単に実現できるし、そうだ、ログインした直後にログイン名と共にセキュリティへの注意を促すメッセージを出すくらいならすぐできるぞ。

    オフショア先: その位のテストなら1日あればできますよ。

    開発内テスト担当: あと、背後に人が周れないところにシステムを設置してしまうと言うのも手かもしれませんね。ローテクですが。(^^;)


    6. 「黒い帽子」(生真面目、思慮深い:警戒と注意を促す、弱点(マイナス面)への視点)で使い物にならない提案などを吟味する。

    司会: 今度は、黒い帽子をかぶって注意深く提案の問題点を指摘してください。

    品質保証部長: リリース直前の今となっての仕様変更をお客様はどう思うだろうか?

    開発部長: 確かに、これまでオペレータへの説明会も開きましたし。そこは心配ですね。


    7. 「青い帽子」(空、冷静、超越:プロセス全体を構成する視点)で全体的な地図の完成予想図を描き、「どのルートを選択するか」戦略を練る。

    司会: それでは、本番の出荷判定会議までにやらなければいけないことをまとめましょう。青い帽子をかぶって全体を俯瞰しながら意見を述べてください。

    品質保証部長: 営業部長とコンタクトを取って、まずは、お客様と提案について話し合ってくるよ。開発のほうは、案どおり進めておいてもらえるだろうか?

    開発部長: 了解した。


    8. 「赤い帽子」(怒り、情熱、感情:思ったままの感情的な視点)で情緒的な問題が無いか確認する。

    司会: 現場である、オフショア先のホーさん、それで構いませんか? 赤い帽子をかぶって自由に述べてください。

    オフショア先: ひょっとしたら無駄な作業になるかもしれないと言う思いはありますが、お客様の意思確認と並行作業をしないと間に合わないと言うことも理解しています。なんとか、現場を説得できると思います。

    司会: みなさん、それでは出荷判定までの進め方はこれでOKですね?

    全員: 頑張りましょー。

    # 今回書いた帽子の使い方(会議の進め方)はあくまでも例です。全ての帽子を使わなくてもいいし、その辺は工夫次第というところです。



    まぁ、こんな上手く進むことは難しいと思いますが、それぞれがバラバラな視点で意見を述べ合うより、ずっと、上手くいきそうな気がします。

  • 意思決定とアイディアだしに、多面的にものごとをみるためのスキーム。
    人間は同時に違った方面に対して脳を鋭敏に働かせることはできないという。6つの帽子メゾットは創造的な考え方をもたらしてくれる。会議が楽しくなるかも。

    [帽子の色]
    ・白・・・客観的な事実と数値(データ)関連
    ・赤・・・感情的な視点
    ・黒・・・警戒と注意、考え方の弱点
    ・黄・・・楽観主義者、希望とポジティブ
    ・緑・・・創造性と新しい考えの誕生
    ・青・・・調整、構成、統制

  • 別の本を読んでこの本の内容が触れられていたので興味を持った。
    未読なので大まかな考え方しか知りません。
    某学友会の会議とかに取り入れてみたらいいんじゃなイカ!?
    研究室のゼミでも活用したいてみたいが・・・。

  • ■概要
    会議の時に↓の6つの帽子を使い分けましょうと、
    提案してくれている本です。

    ・白い帽子・・・中立・客観:客観的な事実や数値について考える
    ・青い帽子・・・情熱・感情:感情で考える
    ・黒い帽子・・・警戒・注意:考え方の弱点(デメリット・リスク)を考える
    ・黄色い帽子・・・楽観主義:希望や肯定的な意見について考える
    ・緑の帽子・・・実り・豊穣:創造性を発揮し、新たなアイデアを考える
    ・青い帽子・・・冷静・調整:会議のファシリ、プロセス管理

    上記の6つの帽子を、考え方だけでなく、
    その呼び名も用いるのがミソらしいです。

    「それではこの案について意見が出尽くしたところで、
     一度緑の帽子をかぶって、新しい案をだしてみましょう」など。

    ただ、どのようなシチュエーションでどのような帽子を
    被るべきかまでは言及されていないのが、消化不良感があるかもしれません。


    ■仕事に役立つ点
    実際に「●色の帽子をかぶりましょう」というのは、気恥ずかしいですが、
    会議中に、今どのようなモードでいくべきか?と考えながら
    会議を進めていくことができそうです。


    <あし>

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