知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト

著者 :
  • 翔泳社
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本棚登録 : 327
感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798107097

作品紹介・あらすじ

マイクロソフト、SAPの元品質管理責任者が懇切丁寧に教えます。アプリ開発、システム開発、組込み開発のすべてに対応した日本人による、日本人のための「テストの教科書」誕生。

感想・レビュー・書評

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  • ソフトウェアテストの手法を学ぶ本

    目次
    <blockquote>1 テストをはじめる前に(「バグ」とは何かを考える)
    2 ソフトウェアテストの基本(ホワイトボックステスト)
    3 エンジニアが最もよく使う手法(ブラックボックステスト)
    4 ソフトウェアの性能をチェックする(システムテスト)
    5 攻撃に耐えうるソフトウェアの構築(セキュリティテスト)
    6 その他のテスト手法(スモークテストと回帰テスト)
    7 ソフトウェアテスト運用の基本(テスト成功の方程式)
    8 ソフトウェア品質管理の基本(ソフトウェア品質のメトリックス)
    9 テストの自動化という悪魔(なぜ自動化は失敗するのか)
    補遺(同値分割、境界値分析、ドメインテストについての考察)</blockquote>
    こちらは、技術者向け。
    ソフトウェアテストとはなにか、から、ホワイトボックス>ブラックボックス、他回帰テストまで、テストの手法を理解することができます。

    ソフトウェアテストっていうのは不思議なもんで、趣味レベルの入門書ではあまりしないですし(そもそもサンプルコードが完璧なのが前提だし)、それ故に趣味プログラミングでは殆どテストらしいテストしないです。
    しかし、プロの、つまり職業プログラミングともなると、テスト工程として必ず実施することが求められます。(開発手法によって差はありますが)そこで初めて、テストのやり方っていうものが必要になってきます。

    この本を買うきっかけがそれだったので、特にこの本にはお世話になったフシがあります。
    大学生の趣味プログラマから、本当に完璧なコードを作る為に必要な事だったんですな。

    ということで、初学書としておすすめ。

    ▽関連書籍
    ・<a href="http://mediamarker.net/u/kotaro/?asin=4774127116" target="_blank">現場の仕事がバリバリ進む ソフトウェアテスト手法</a>

  • 著書の高橋さんとは、まだメールのやりとりしかした事がないですが、この本を読んで、ますます実際にお会いしたくなりました。(こんなにライトな感覚な人だったとは!)

    私はソフトウェアテストがナリワイではなく、むしろバグを生産する側の開発者なのですが、開発者こそテストの勉強が必要だよなぁ、と思いもあり、この本を手にしました。

    専門にしている人からすると、かなり入門的な内容なのでしょうが、まんべんなくいろいろな手法のさわりを紹介してくれているので、私のような動機の場合には良かったです。

    この後、もうちょっと詳しい内容の本に進むつもりですが、よいスパイクを打てました:-)

  • 図書館
    挫折

  • 各説明が浅くて、概要をつかむ内容だけで、あまり参考にならなかった。

    初心者が、まとまった情報を読むのは良いが、
    わざわざ購入してまで読むほどまで深くは無い。

  • 初めて購入したソフトウェアテスト関連書籍です。
    書店で関連書籍に軽く目を通した時に、
    専門用語などが最も分かりやすく書かれているという印象を受けました。

  • テストについて全体像を掴むための入門に良い

  • ソフトウェアの様々なテストについて、どんな役割でどういうポイントがあり、どういう技法を用いるものなのかが書いてある。どれもざっと触れているので、入門としては良いかもしれないが個人的には内容が薄かった。セキュリティについて一章を設けているが目を引いた。かなり疎かにされがちな、テストドキュメントの作り方についてIEEE829を元に詳細に書いてあるのは役に立つ。その他、自動化テストの限界についての記述も自分の経験にも当てはまり、面白かった。

  • 2

  • •経験に基づいた語り口で、しっかり基本が解説されてる。内容がやや古いが、入門書としては十分価値がある。コラムも面白い。

    •カバレッジとテスト観点は特に参考になった。

    •記述は少ないが、悪魔の自動化、失敗論は考えの糧となった。こーゆー条件なら、テストスクリプトをがっつり書くのは、このくらいのタイミングがいいんだろうなーみたいな考えが頭を巡った。

  • 複雑度と密度

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著者プロフィール

横浜国立大学国際社会科学研究科教授

「2017年 『現代都市法の課題と展望』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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