ユースケースによるアスペクト指向ソフトウェア開発: 適応性の高いアーキテクチャの確立

  • 翔泳社
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  • Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798108964

作品紹介・あらすじ

本書は、ユースケース駆動によるアスペクト指向ソフトウェア開発を行うための方法を体系的に説明します。その範囲は、要求定義、分析、設計、実装、テストにおよびます。また、UMLを使用して横断的な関心事とアスペクトをモデル化する方法、および、ユースケースとアスペクトに基づいて適応性の高いアーキテクチャを確立する方法を示します。アスペクト指向ソフトウェア開発を適用する際に注意すべき、実践面での重要な変更とパラダイムシフトや、プロジェクトですぐに利益を得る方法について要点を述べています。

感想・レビュー・書評

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  • 悪かないのだが、手間がかかりすぎる。プロジェクトのアクションは常にトレードオフであることを考えるとやる気にはならん。

  • ユースケースは、UMLの道具の中で、頭の整理のために使うか、
    最後に試験の事例に過不足がないかを確かめるために使うかの
    2つの使い方があることが知られている。

    本書では、その一つの使い方に限定して、話を展開していないだろうか。

    また、アスペクト思考とは、
    構造化、オブジェクト指向の流れの一部であって、
    構造化>オブジェクト指向>アスペクト指向と、
    前者を前提にしたより狭いところを指すものではないだろうか。

    2つの怪しげなものが組み合わさっても、優秀な人書けば、
    ソフトウェアができあがるという実証かもしれない。

    著者の能力の高さが、本書の支えではないだろうか。
    いずれにしても、能力の高い人の書いたものは、参考になる点が多い。

    ただし、自分の能力ではできないことも平気そうに書いているので、
    間違って同じ方法を取ろうとすると、失敗するかもしれない。

    そんな気がする今日この頃です。

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