組込みI/Oインタフェース基礎講座: 機器制御の基本となる入出力機構の動作原理および隣接技術との関係
- 翔泳社 (2006年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798111100
作品紹介・あらすじ
あらゆる電子デバイスの製品にも開発にも不可欠なI/Oインタフェース。仕組みと特徴+実践的なノウハウを、多数の図版で詳しく学べる。
感想・レビュー・書評
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自分が元々ハード屋だったこともあり、前半は物足りない印象。この情報だけで設計するには中途半端で、分かっていないと分からない記述かなと。 でも、5章の割込み以降はあまりなじみのないところだったので大いに参考になった。実際に設計する際に注意すべき点が一通りまとめられている印象。 純粋なソフト屋に向けた組込系設計の注意点という切り口でまとめられた本なので、そういう人にはよいチュートリアルとなるのではないか。
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基礎講座なのに結構厳しい.
さすがにこれを読んだだけでは,帯にある「メカ/エレキ屋さんと議論できる一人前のプログラマになる」のは無理かも.
本筋ではないが,RS232-Cの動作について,今まで見たものの中では一番分かりやすいかも知れない.
長年の疑問が解消したが,残念ながらもうこの知識もあまり使い道が無さそう. -
世の中において普通のパソコンにおけるプログラミングのしかたについて書かれた本は山のようにありますが、いわゆる組み込みシステムに特有なプログラミングの方法について書かれた本は悲しいほど少ないです。
普通のパソコンの場合はWindowsみたいな優秀なOSがめんどうくさいことは全てやってくれるのに対して、組み込みシステムにはOSがないこともあるので、ハードウェアを直接操るプログラミングが要求されます。そのためにはプログラムを乗せるハードウェアに対する深い理解が必要です。この本はこのへんの知識を詳しく伝授してくれます。
具体的には、
パラレルI/O、シリアルI/O、割り込み、タイマ
などのキーワードにピンときたら、即購入でしょう。