ライフサイクルイノベーション: 成熟市場+コモディティ化に効く14のイノベーション
- 翔泳社 (2006年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798111216
感想・レビュー・書評
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10年12月候補
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難しいけど面白い
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これならわかりやすくて良いですよ。
ポケット図解 ジェフリー・ムーアの「キャズム理論」がわかる本
中野明/秀和システムこれならわかりやすくて良いですよ。
ポケット図解 ジェフリー・ムーアの「キャズム理論」がわかる本
中野明/秀和システム2010/05/06
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「キャズム」の著者の本。
ライフサイクルごとに、どうイノベーションを起こすか、
という視点で書かれていて、面白い。
イノベーションを差別化に置き換えてもよさそう。 -
キャズムのジェフリームーアの著作。
事例集。IT系の事例が多いです。
巻末のセリフが印象的。
生存競争社会においては常に進化しなければいけないということか。
アウトソーシングや人材の流動性がポイントというか前提。 -
◎「クラウドの衝撃」(ISBN9784492580820)p.154で紹介
企業活動詳細分析。
★ミッション・クリティカル~問題があると重大かつ即時のリスクがもたらされる企業活動
1.コア:顧客獲得の為の差別化を生み出すプロセス
:明らかな差別化要素があり、他社との競合優位が維持できているシステム(クラウド・コンピューティングの適用領域:自社開発)
2.コンテクスト:それ以外の全てのプロセス
:電子メールシステムや会計システムなど差別化にはつながらないが、上手く稼動しなければ企業存続の危機に立たされるシステム(クラウド・コンピューティングの適用領域:SaaS)
★非ミッション・クリティカル~「ミ」以外の全て
1.コア:顧客獲得の為の差別化を生み出すプロセス
:非公式な研究プロジェクト、実験的志向など将来的に協創優位をもたらす可能性がある一方で、成果を出せない可能性もあるシステム(クラウド・コンピューティングの適用領域:PaaS/HaaS)
2.コンテクスト:それ以外の全てのプロセス
:企業経営にとって比較的重要度が低いシステム(クラウド・コンピューティングの適用領域:SaaS)】
《『キャズム』のムーア、待望の新刊!
キャズムを越え、トルネードに乗り、成熟市場で企業が陥る「成功という惰性」に打ち勝ち、企業が成長し続けるための適者生存のイノベーション戦略!
グローバリゼーション、規制緩和、コモディティ化が至るところで影響力をもたらし、企業がイノベーションを起こさなければならないという圧力が高まっている。
◆自社のコア・コンピタンスがもはや差別化要素でなくなった時に何が起こるか?
◆新しい領域に経営資源をシフトするためにはどうしたらよいか?
◆イノベーションに抵抗する慣性力にどう対応すべきか?
◆組織のエネルギーをイノベーションに振り向けるためにはどうしたらよいか?
本書はこれらの問いに答え、どうすれば企業が永遠に進化を継続できるのかについて論じる。
具体的には14種類のイノベーションについて論じ、それらをどこに、いつ、どのように適用していけば企業が生存競争に勝ち抜けるのかを示す。自然界の生態系と同様、市場においても自社の状況に適切なイノベーション・タイプを選択し、競合他社との十分な差別化を実現できるよう活用して、それぞれの市場セグメントで成長していけることを解説する。テクノロジー企業を中心とした100社を超える事例をもとに、成熟市場でもイノベーションは可能であることを提示する。》 -
未読
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難しい。そのうちまた読み直そう。
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ジェフリームーアとクレイトンクリステンセンの本は社会人になる前に一度は読んでおくべき本だと思う。
この本は、自分がいる業界や自分がいる部署での仕事について理解するための本として位置づけていいだろう。
(余裕がある人はキャズムとかも読んで、ムーア理論全体について理解を深めることを強く勧める)
日経新聞とか日経ビジネスが時期によってデカデカとキャンペーンをやっているけど、この本に書かれていることがわかっていなければ日経新聞も日経ビジネスも読んでもたいして意味ねぇと思うよ。
てなわけで、みんな読んでみて。
ちなみにこの本を読むにあたって、以下の二つのことを把握することがまず重要。
1. 自分がいる産業は現在どういうステージにあるのか(初期市場なのか成長市場なのか成熟市場なのか、それとも衰退市場なのか)
2. その中で自社はどういうポジションにいるのか(業界のリーダーなのかイノベーターなのか、それとも追随者なのか)
自分にとっては、これから就職活動を始めていく上で、本書に書かれていることをしっかり理解しておくことが必須となってくる。
これからも何度も読み直したい良書。 -
「キャズム」で有名なジェフリー・ムーアの本.市場のライフサイクル<br>
にあわせた,イノベーションを実行することで成長しよう!,という話<br>
が書かれている.尺度として2軸使用しており,市場ライフサイクル,<br>
製品・企業特性(コンプレックスorボリューム).2軸から,当てはまる状<br>
決定し最適なイノベーションを導入しましょうというのが基本的な流れ.<br>
14種類のイノベーションを紹介している(らしい)が覚えてらんない.<br>
紙とペンを用意して,自社の領域を考える!,とかいう段になんないと<br>
14個も覚えられません.<br>
イノベーションの話のほかに,業務分野のコアとコンテキストについて<br>
の記述もされている.一般的な話と同様で,コンテキストからコアへ経<br>
営資源を移せるように努力しましょう,という話.その中で,人材は個々<br>
人の特性によって向き不向きな領域があると書かれており,個人的には<br>
新鮮な話だった.<br>
キャズム同様に読みやすく,ふつーに納得のいく本<br>
2008.03.27読了 -
良書!だが難解。。ハイテク企業におけるイノベーション管理について、各企業の状況に応じたアクションが詳細に示される。こじ付けと思われる部分も多少あるが。。