プロダクトマネジャーの教科書

  • 翔泳社
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本棚登録 : 325
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798111926

感想・レビュー・書評

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  • 以前に読んだとき(ITエンジニア)ピンと来なくて途中で放棄した。いま(マーケティング統括)だと読破できる。そんな本。
    前半はプロダクトマネジャーの基礎やフレームワークとして、これからその立場に立つ人には有益だろう。しかし、後半で大きな視野のテーマなるにつれ、文章のつながりが悪くて何の話をしてるのか見失う。ボリュームがあるだけに辛い。訳の問題ではないだろうか。

  • 昔読んだ本

  • いいプロダクトを定義して、それをチームで開発して、市場に投入して、必要な人に届ける。

    そういうことがやりたいと思っていた時に出会った、プロダクトマネージャーという職業。その勉強として手に取ってみたものの、ほぼマーケティングの話だった気がする。自分の目指すキャリアとは、少し違うような気がするが、被っているところもあり、自分の視野が狭いだけかも。もっと実績積まないと。

  • The product manager's handbookの翻訳ですが、「ハンドブック」というとおり、はじめて商品企画や統括をやることになった人がまずデスクに置いておいていろいろ参照することができる便利な本です。翻訳に違和感はあまり感じません。

    他の方もレビューで書いているとおり、事例や実際のフレームワークも数多く提示されており、自分の仕事を進めるフレームワークを作っていく上での参考になりますし、経験のあるプロダクトマネージャーのインタビューが章末に載っているのもコラム的に参考になります。ただ、ハンドブックなので内容は浅く広くであり、マーケティングやデザインなどの各論についてはそれぞれの専門書を当たる方がいいと思います。

  • 題名からMOT関連の本かと思っていたが、マーケティング分野のものだった。ここでは製品の企画・開発・販売から財務管理に至るまで、戦略立案とその実施における様々なタスクの解説が盛り込まれている。また全体を通して顧客満足度の観点が重要であると繰り返し述べられている。<br /><br />この多岐にわたる仕事をこなす職務を「重量級プロダクトマネジャー」と呼んでいる。冒頭からその定義を引用する。<br />   重量級プロダクトマネジャーは、事業戦略家であると同時に優秀な実践者でもある。担当する製品を通して顧客の満足を積み重ね、最終的に利益を上げなければならない。また、そのようなプロセスを直接的な権限を持っていない人たちをまとめながら進めなくてはならない。<br /><br />あらゆる専門領域に精通したジェネラリストという印象がある。非常に卓越したビジネスマンでなければ勤まらないのではないかという感想を持った。<br /><br />参考までに全14章の章題を引用する。<br />Part1 戦略的な基礎を築く<br /> プロダクトマネジャーのための戦略的計画立案フレームワーク<br /> トレンド観測、調査、顧客セグメンテーション<br /> 競争戦略のための競合分析<br /> ブランド戦略<br /> 財務と価格のパフォーマンス<br />Part2 製品計画と実行<br /> 新製品を利用した戦略的成長<br /> 新製品プロジェクト<br /> 市場投入戦略の策定<br /> 既存製品の管理<br /> マーケティング計画を利用した顧客需要の創造と管理<br />Part3 これからのリーダーシップの課題<br /> 機能別リーダーとしての地位を得る<br /> グローバリゼーションに備える<br /> プロダクトマネジメントの実情<br /> プロダクトマネジメントの導入とプロダクトマネジャーの管理<br /><br />事例も豊富に記載されており、参考になる。種々のマーケティング用語が既知のものとして出てくるので、読むのに時間がかかってしまった。前提知識として一通りのマーケティング用語とその定義を理解しておくことが必要だろう。<br /><br />「謝辞」に書いてあったが、訳者の初めての翻訳書であるようだ。そのためか、どうも日本語が固くてこなれていない感じがする。

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