- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798115160
作品紹介・あらすじ
DBエンジニアに必要なSQLの正しい書き方・考え方が見につく、200を超す豊富なサンプルコード、25問の練習問題を収録。
感想・レビュー・書評
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久々に感動する技術書に出会いました。
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この本を読んでいない人とは一緒に開発したくない、というくらい最もオススメのSQL本。
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だいぶ前に読み終わってたのに、レビューを書いていなかった。。
2章立てで、1章がSQLのテクニック・2章がリレーショナルデータベースの原理や歴史となっている。でもじつは2章の内容が1章にちりばめられていて*、まさに「はじめに」に書かれているように「原理(理論)と実践の間を架橋する」本だと思った。
*正確にいうなら、1章は実践的なテクニックを理論から説明していて、そこで説明しきれなかった理論を2章で説明している感じですかね。
学問として大学などでコンピュータを学んだわけではなく、実践から関係データベースの世界に入った身としては単なるTipsの寄せ集めではなく、きちんと理論から説明しているところがほかの本とは違うおすすめポイントです。
SQL・関係データベースって面白いなって思える。
SQLプログラミング作法とか、EXISTSとLEFT OUTER JOINの使い方とか、GROUP BYの使い方とか、実践的にも役立つ本で、一緒に働く人にはぜひ勧めたい。 -
これはよかった!SQL文を書いたことはあるけど、いつもなんとなくで書いてる、詳しいことはいまいち……くらいの人には、SQLにもこんな世界があるのか、と視野が広くなる一冊、かも。
この本読むまで、SQL文の実行順序なんて意識したことなかったなあ…… -
SQLの文法は何となく分かっているけれど、いざクエリを書こうと思うと手が止まる人にオススメ。終始、集合理論をベースに解説が入るため、イメージしやすい形で身につけることができる。
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初級はもう脱したと思っていたが、
全然そんなことはなかった。
自分の力は初級の中の初級だった。
SQLもまた一つの言語であり、その特性がある。
集合、三値理論、NULL、データベースの歴史などを通じて、
その一面をしっかりと見せてくれる良書だと感じた。
初級者で終わらないように、研鑽あるのみ。 -
とても実践的なSQLの本。これまでのSQLの使い方を変えさせてくれる一冊。
この本を読んで初めて知ったのが、SQLは集合論(ベン図とか⊂や⊃の記号のやつ)をもとに実装されていること。十数年SQLに触れていながら、この点は意識したことがなかったので、SQL自体がとても理解しやすくなったように感じた。
ただ、集合論の話がよく出てくるので、そのあたりの話題に疎かった自分は、時折「???」な感じだった。でも、本全体の内容を理解して実践に活かす分には支障はないと思う。
「魔法のSQL」と「リレーショナル・データベースの世界」がメインのカテゴリだが(ほかは演習問題の解説)、魔法のSQLは、集合論をベースとしたSQLの解説と実践、リレーショナル・データベースの世界は、SQLに関するアカデミックな話題を取り上げている。
SQLを仕事で扱う人には、魔法のSQL(全体の2/3のページ数)だけでもいいのでぜひ読んでほしいと思う。きっと、仕事によりよい影響を与えてくれるはずだ。 -
「なんとまぁ、SQLでこんなことまでできるのですね!」
「性能を引き出せていないSQLはこんなんですかっ!」
という発見を解説とサンプルから、教えてくれます。
技術関連の本を読んで、久しぶりに感心・感動しながら、
そして、自分の技術力の低さを痛感しながら、
でも、楽しく読めました。
後半はRDBの歴史や3値理論など。
これまた興味深い話が書かれてあります。
NULLは存在すべきなの?といった、
気になるようで深みに迫ることができなかったことも、
著者の熱い思いで説かれています。
SQLに触れることがある方、お勧めします。
是非、読んでみてください。 -
SQLに関して深い洞察を持つ作者の示唆に富むtipsが随所にちりばめられた良著.そこらのマニュアル本とはレベルの違う濃い内容でありながら記述は簡潔かつ的確.何度も読み返して実践するうちにSQLの理解が深まる.
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応用次第では色々使えるSQL満載です。
但し、若干トリッキーなため、
よく考え、そして、しっかりテストをしましょう。