開発現場のストレスを減らすアサーティブ会話術: キッチリ上達する7日間講座

著者 :
  • 翔泳社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798115269

作品紹介・あらすじ

押し通すでも押し黙るでもない…「アサーティブ」会話術は周りの人との良い関係を築くためのコミュニケーション方法である。「アサーティブ」に話すとはどういうことか、実例を多く交えてわかりやすく丁寧に解説。7日間で"話し方"がキッチリ上達、開発現場のストレスが軽減すること間違いなし。

感想・レビュー・書評

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  • 技術的なところの提案があってよかった。
    事実、感情、要求、結果
    Iメッセージ
    一度に一つ、具体的に、繰り返し…

  • これ。すごく役に立つ。
    どうやって、意見を言うか。
    どのように考えて、行動すればいいか。
    ★5つ

  • 概念の話が多いアサーション関連ですが、本書はケーススタディーで進むので実際の対応が分かりやすかったです。タイトルには開発現場と有りますが、どの様な職場でも通じるつくりとなっています。アサーションの入門書としてはお勧めです。

  • 怒りや悲しみを表現することを認め、相手の態度や不当な批判は「相手の問題」と割り切り、相手によってはアサーティブでいないことを許す、という人間関係に悩んでいる人には救われる内容。もちろん自分自身がアサーティブになっていないと、何もかも「不当な批判」として聞き流してしまう危険性はあるけれど、発生した感情も含めてフラットに事実を受け止めて、感情的ではなく建設的に要求する。ビジネス現場における感情の受け止め方がわかってきた。■でも、この本、どこが開発現場なんだろう。納期間近とか本番障害の切迫した状況の例とかはなく、普通のビジネス現場の例ばかりだった。

  • 会話とは気持ちと気持ちを伝えること。
    自分の言いたいことを言いすぎるのとは違う。

    相手の気持ちも受け止めながら、
    自分の気持ちもハッキリと伝えること。
    それがアサーティブな会話術です。

    以下がアサーティブ会話術の9つの権利。
    すべてを行使するのではなく、
    使ってみたいものから使ってみましょう。
    組み合わせて使えるようになると良いですね。
    私は当分、第九の権利を行使してみようと思います。


    第一の権利:
     自分の感情と意見を持ち、それを表明する権利
    第二の権利:
     自分の意見を主張しないでいる権利
    第三の権利:
     尊重され、面目を保つ権利
    第四の権利:
     自分の話に耳を傾けてもらう権利
    第五の権利:
     自分の価値観を大切にする権利
    第六の権利:
     「No」という権利
    第七の権利:
     欲しいものを望む権利
    第八の権利:
     自分の時間や身体、所有物をどうするか決める権利
    第九の権利:
     失敗する権利とそれに責任を持つ権利

  • ■オリエンテーション

    ■「アサーティブ」って一体どういうこと?

    4つの約束
     ?ごまかさない。
     ?素直に伝える。
     ?対等な目線で話す。
     ?結果に責任をもつ。

    9つの権利
     ?自分の感情と意見を持ち、それを表明する権利
     ?自分の意見を主張しない権利
     ?尊重され、面目を保つ権利
     ?自分の話に耳を傾けてもらう権利
     ?自分の価値観を大切にする権利
     ?「NO」と言う権利
     ?欲しいものを望む権利
     ?自分の時間や身体・所有物をどうするか決める権利
     ?失敗する権利とそれに責任をもつ権利

    「責任」を取ることに関しては敏感なくせに、「権利」を行使することに対する意識が低い。

    事実 → 感情 → 具体的な要求・提案 → 結果

    感情的に振る舞うのではなく、感情を表現する。

    立場の違い・役割・能力の違い → 上司と部下、ベテランと新人、正社員と非正社員、男と女
                        → 人間としての優劣を判断する根拠ではない。


    ■何をどう伝える?「頼む」「断る」「反対する」

    5つのポイント
     ?一度にひとつだけ。
     ?具体的に。
     ?繰り返す。
     ?言葉と表情を一致させる。
     ?相手の立場も理解する。

    アグレッシブ、パッシブ、アサーティブ

    断る
     代替案が見つからない → 「断らずに受け入れた場合のデメリット」を伝える

    反対する
     ・相手の言葉の中に賛成できるポイントを探す。
     ・そのポイントを切り口に反対意見を述べる。
     ・「受け止める」言葉を前置きする。
       「これまでの経緯については理解できました」「○○についてはおっしゃるとおりだと思います」
     ・事実 → 感情 → 要求 → 結果


    ■「批判を受け止める」「怒りを伝える」


    ■「NO」を上手に伝える

     ・「NO」の目的ははっきりさせる。
     ・事実を簡潔に伝える。
     ・対等な目線・立ち位置で話しかける。
     ・相手の言い分を理解する。
     ・自分の関わり方を振り返る。


    ■「ほめる・ほめられる」「交渉する」―発展的な関係づくりのために
    ■ホームワーク―手を動かしながら、アサーティブをおさらい
    ■困った!開発現場のストレス解決Q&A

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