Webアプリケーション設計・実装のためのフレームワーク活用の

  • 翔泳社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798115788

作品紹介・あらすじ

MVCモデル/3層アプリの正しい実装アプローチを知ろう。

感想・レビュー・書評

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  • フレームワークの仕組みについて解説。MVC,DAO,O/Rマッピング、DIコンテナ,アスペクト指向について一通り分かる。
    Javaの世界で解説しているため自分には説明がくどかったが読むときにうまくポイントを掴むことで
    知りたい項目を理解できた。

    [more]

    - フレームワーク
    - アプリケーションの土台・ひな形
    - 独自の部分のみ開発すれば良いため効率的。

    - MVC
    - GUIアプリ作成のためのフレームワーク
    - ビューとコントローラーの分離が難しい。

    - DAO
    - Data Access Object パターン
    - データベースとロジックの間
    - データベースが図書館なら、DAOは司書さん。

    - O/Rマッパー
    - Object/Relation Mapper
    - DAOの実装を軽減するフレームワーク。

    - DIコンテナ
    - Dependency Injection 依存性注入
    - インスタンスの生成と管理を行う。
    - とても高機能なFactoryクラスと理解すれば良い。
    - アスペクト指向の中でも利用される。

    - アスペクト指向 AOP
    - Aspect Oriented Programming
    - 横断的関心事を解決する。ログをあちこちに仕込むとか。
    - コンパイル時に、入れ込みたい機能を埋め込む=ウィーブする
    - ソースコードに記述されていなくても機能が実装されることがある。

    - キーワード
    - 結合: オブジェクト指向としては密では無く疎な結合が正しい。
    - 凝集度: クラスの責務範囲が曖昧だと凝集度が低い。高い方が良い。
    - SQLインジェクション: 例えば機能上は検索のみなのに不正SQLを埋め込むことで
    データ変更ができるようになるなどのセキュリティ問題

    eof

  • java+s2strutsでのwebアプリケーションの構成を説明している。
    ただの使用方法の説明だけではなく、レイヤーで分けて各層でどのような処理を行うべきかも書かれており、初めてJavaのWebアプリを行う人にとっては、わかりやすい。
    ただし、ロジック層としてトランザクションスクリプトとドメインモデルを説明していながら、それ以降の内容ではトランザクションスクリプトの例しか説明していないのはマイナス。
    サンプルプログラムだけでもよいので、両方示すべき。

  • フレームワークを「使う」観点からわかりやすく記述されてる。MVCフレームワークの使い方を覚えたあとの次の一冊に。

  • フレームワークを学ぶには良書。

  • かなりいい!フレームワークもそうだが、WEBアプリケーションの仕組みがしっかりと理解できた。絵と解説がとても丁寧でわかりやすい。

  • MVCモデルを中心に、機能分割(レイヤー)やなどフレームワークの思想・設計がよくわかる本。
    非常に参考になる。

  • JavaベースWebアプリの典型的な設計パターン。実装サンプルはSeasar系。
    ちょうど今仕事でやっている領域なので補強に読んだ。一人で試行錯誤でやってきたので他者の事例は参考になる。要素につける名前とか。

  • 「MVCモデル/3層アプリの正しい実装アプローチを知ろう!」
    エンジニアのスキルといった話から、フレームワークやレイヤの概念といった基礎知識、そして実際に自分でフレームワークを設計するにあたって必要なことを学べる良書です。
    ServletやJavaEE/S2Strutsによるサンプルが含まれていますので、わりあい実践的な内容になっています。
    フレームワークに関する知識が足りない、基礎から学びたいと思ったときに最適かと。

  • Javaでのアプリケーション開発技術の機能分割、クラス構成、技術用語を吸収することができた。

    フレームワークを利用する立場からではなく、フレームワークを作る視点での技術書であり、Webアプリケーションの基盤技術を学ぶにはとても良い書籍。

  • 誤植が多いのが残念だけど、内容がとても良かった。

    設計を勉強するということがどういうことなのかよくわからなかったけど、この本を読んでその意味がわかった気がした。
    フレームワークは便利だけど、使い方をよく理解していないと意味不明な動きをして余計に混乱させられてしまう。そのことを理解することが重要。

  • ソフトウェア開発において、最近必須のWebフレームワーク。
    Strutsとかよく使うし、よく知ってるけど、体系的には勉強って実はしてなかったりしました。
    Strutsに限らず、フレームワーク全体のお勉強として。

    書いている内容のところどころに、説明不足感があり、ちょっと残念。
    個人的にはもう少しお値段高くしてもいいから、もう少し細かく、丁寧に書いてほしかったな。特に絵の説明とか。
    そしたら、★4つ。

  • フレームワークがわかりやすい

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著者プロフィール

古川 正寿(ふるかわ まさとし)
Delphi1.0のトレーニング講師を務めたのち、C/C++、Java、RDBMS、フレームワークなど、広範囲なトレーニング講
師を務める。株式会社フルネスCEO。

「2023年 『パーフェクトRust』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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