- Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798117393
作品紹介・あらすじ
世界のお金の交差点で何が起こっているのか-?日本にとって円高は本当に悪なのでしょうか?今日もどこかでバブル生成・崩壊の危機…その難を逃れることはできるのでしょうか?金融市場で過去に起きた事象を検証すれば、その本質が見えてきます。「円高」「円安」局面でわかる「為替」と「金融システム」の大原則。
感想・レビュー・書評
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海外の情報源
・FRB(米国中央銀行)
・米国財務省
・米国労働省
・欧州中央銀行
・ブンデス・バンク(ドイツ)
・カナダ中央銀行
・中国人民銀行
・ブリティッシュ・コロンビア大学(世界中のほぼすべての通貨のデータが最も古いもので1971年からそろっている)
・The Economist(ビックマック指数などもあり)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
その典型がロケット・サイエンティストと渾名(あだな)された知性が集ったヘッジファンドのロングターム・キャピタル・マネジメント(以下、LTCM)であった。クリントン政権はアメリカ経済を製造業・重化学工業からIT・金融へと舵を切り、2000年には財政を黒字転換した。下半身はだらしなかったが、極めて有能な政治家といってよい。ただし日本に経済戦争を仕掛けた人物でもある。
http://sessendo.blogspot.jp/2016/08/blog-post_79.html -
まさに世界のお金の大原則を今までの歴史から素人でもわかりやすく説明してくれて、とても興味をもって読めた。
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現在の円高は日銀の円大量放出とゼロ金利の所為だと思うんですが。
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外国為替を中心に、どのようにレートが調整されているかのマクロイメージがわかる本。
国家戦略としての為替調整の位置づけがわかり、素人には面白いです。
内容としては、
・過去の為替介入、為替調整の意味合い
プラザ合意などの国家間の調整の位置づけ
・固定と変動の意味合いと変動相場制への移行
ポンドの変動相場制移行、アジア通貨危機など
・基軸通貨と非基軸通貨の本質的な違い
米国の(ある意味卑怯な)為替調整の意味合い、
ユーロ戦略、それと最近の中国の動きの連関がわかるようになりました
など、なんとなく分かっているような気になっているのですが、改めて認識を新たにしました。
特に、歴史的な流れに従って(振り返って)構成されているので、理解しやすかったです。
それなりに強いトーンで記載されており、作者の思いが強く反映された本になっています。 -
この本はまだ勉強中。為替ってなかなか難しいです。