- Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798117553
作品紹介・あらすじ
キャズム越えは成功事業の悩みキャズムの前にジャングルがある!製品開発に対する市場開発。市場作りにも研究開発手法があった。シリコンバレーで8社のハイテクベンチャーに従事し、いくつものベンチャーを自身で成功に導いたシリアルアントレプレナーによるベンチャー立ち上げ方法論の集大成。スタートアップがキャズムに到達するための実践的手法、新規事業立ち上げのHow toをステップバイステップで詳細に解説。
感想・レビュー・書評
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独立する時の心構えを入れ知恵、リストに纏めた物。
製品開発も大事だが、顧客開発こそ、失敗しないのだ! -
リーンスタートアップからのリファレンス。スタートアップ企業がどのように顧客発見、顧客検証、顧客開拓、組織構築のステップに臨むかという、それぞれのステージを検証していく。
昔からスタートアップ企業の営業に伝わるという諺「ワニに取り囲まれた時には、元々の目的が沼を干上げることだったのを思い出せないものだ」というのが、最初コントのようでおかしかったが、読み進むにつれ重要な示唆であることに気付いた(ちなみに私事ながら、本書のこの下りを読んでいたケポスという場所のホテルの裏庭にいたホエザルが吼えたのに驚き本を放り上げてしまった)。
創業以降、長年スタートアップ企業の経営を勤めた人物を切るなどという修羅場な局面において、誰が何の基準で判断するだろう。それは「沼を干上げる」目標が文書化され共有化されているかという一点の有無による。それが例えペーパータオルの裏面で書かれた基準であったとしても。 -
これまでのサービス立ち上げ経験を周囲に伝えるときに、チーム内の共通言語として使うことができる。
スタートアップでも大いに役に立つが、大企業の新規事業立ち上げこそ活用すべきだと思う。 -
スタートアップもしくは企業内での新規事業立ち上げの指南書。
顧客開発という考えで小さく立ち上げサイクルを早く回し、顧客を発見していく。今で言うリーンスタートアップ的な考え。
サイクルの回し方がとても参考になる。
5年前に読んどきたかった。 -
正確には読了記録ではない。ちょっと訳文が私の頭になじまないのだろうか途中でやめてしまった。
本書の内容は非常に興味深くそして有用である(おそらく)。しかしそれを上回る翻訳の難しさを感じざるを得ない。きっと原文はこんな感じなんだろうな〜、という翻訳が多い。
内容自体が若干、事例&学術的言い回しが多いことから、なおさら重要なことが腹に落ちない結果となっている。もしかして、英語が堪能な方達なら気にならないのか? -
この本は起業家や新規事業担当者に超オススメ。
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『成功はすべてコンセプトから始まる』木谷哲夫 著 ダイヤモンド社 参考文献