ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの新人研修

著者 :
  • 翔泳社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798119342

作品紹介・あらすじ

社会人エンジニアとしての第一歩を踏み出す方に、そうした知識をゼロから説明する入門書。システム開発の目的や意義、流れ、手法、用語などを統合的に学習できます。開発途中に作成される各種の定義書・文書については、作成手順や記載項目を説明するほか、作成例を紹介。各章末には、個人学習にもグループ研修にも使える演習課題を用意しました。

感想・レビュー・書評

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  • <シラバス掲載参考図書一覧は、図書館HPから確認できます>
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/drupal/ja/node/190

  • 技術的な話で言えば読む必要はない。
    だが、日本のSEと言う仕事が何をしているかを知ると言う点で言えば、
    研修等が少ない会社に勤め始めたSE達は読むべき本。

    書いてあること全てをする機会はなかなか無いだろうが、
    これから行う業務を網羅的に知ることが出来る。

  • ”---
    T:
    P:新人に配るべきか確認する→OK
    O:オーダーあり
    ---
    この1ヶ月のおさらいするにはよいかも。”

  • 期待していたのと、ちょっと違う感じ。

  •  NTT情報流通基盤総合研究所が新入社員を対象に実施したソフトウェア開発研修の内容をまとめた一冊。大学受験でお世話になった「実況中継」シリーズのSE版と言えばわかりやすいだろうか。
     自分の場合は、以前1年ほどシステム開発に関する部署にいたこともあり、システム開発について多少の経験と学習経験があるので、その頃に学んだことを復習するつもりで読み進めていった。
     要件定義と要求定義の違いやウォーターフォールモデルなど、初歩的なところから語り口調で分かりやすく説明している。専門用語についても、基本的なもののみで、難解な用語は使っていないのも良い。この本を一読することで、システム開発とはどういうものか、概要が何となくつかめるのではないか。
     システム開発の本は他にもあるが、初めてシステム開発に携わる人へシステム開発の入門書を勧めるとしたら、是非この本を勧めたい。

  • 「ずっと受けたかったソフトェアエンジニアリングの授業」の続編かと思ったが、そうでもなかった。
    理論か実践かどちらに主眼を置いたものかがはっきりしないところもあるが、今どきのソフトウェア企業の新入社員レベルの知識としては、こんなものなのか。
    学生には少し厳しいかも知れない。
    この内容をPBLで取り組んだとして、応用が効くのかどうかは何とも言えないが、全体像をきっちりとまとめているという点では非常に完成度が高い。
    更に飛躍できるかどうかは本人次第ということか。

  •  内定を取ったら読もうとずっと思っていた本ですが無事に内定がとれたことをきっかけに読みました。

     要求定義から受け入れテストまでの一つ一つの手順に関して具体的に説明された良い本でした。大学で専門用語として覚えてきた単語の具体的な話や、各種設計書が具体的にどのように書かれているかを知ることができ、非情に楽しく読むことができました。

  • ソフトウェア開発の全体像について、さらっと掴める。調達側の人間としても、開発側の工程のイメージがつき有用だと思った。

  • この本を読んだからといって仕事ができるようになるわけではないですが、仕事の方向性を示すという意味ではとてもわかりやすいですね。自分が新入社員のころはパソコンはまだ「オタク」的な扱いだったので、こういう本もなかったです。ある意味、今は情報がきちんと整理されていて、めぐまれてるな〜って思います。ただ、エンジニアはやっぱり本に書いてあることだけで学べなくて、失敗しながら学のが一番身になりますね。

  • ソフトウェア開発の全体を俯瞰するのに最適。
    要求定義から受け入れテストまでを網羅的に解説している。

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著者プロフィール

日本電信電話株式会社 ソフトウェアイノベーションセンタ。工学博士。1998年日本電信電話株式会社へ入社、2003年株式会社NTTデータ技術開発本部を経て、2008年日本電信電話株式会社情報流通基盤総合研究所人材開発担当。、2012年より同ソフトウェアイノベーションセンタにて、業務分析、データ分析を活用したNTTグループ社内業務の改善に携わり、現在は社内業務改善で得たノウハウを活用し、NTTグループ社内及びお客様のデジタル・トランスフォーメーション(DX)の推進を担当。

「2020年 『IOWNで未来を描くNTTの研究者たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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