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- Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798136974
作品紹介・あらすじ
カーソンが亡くなる半年前の講演は、彼女の遺言とも言うべき思いがあふれている。「汚染を持ちこむという問題の根底には道義的責任-自分の世代ばかりでなく、未来の世代に対しても責任を持つこと-についての問いがあります」『沈黙の春』から半世紀-カーソンが生きていたら、いまの日本を見てなんと言うだろう?
感想・レビュー・書評
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レイチェル・カーソンの生涯と、著者がその志を語り継ごうと思った背景が呼応するように書かれている。簡潔で読みやすい。カーソンの指摘した問題は今なお重く、21世紀の自然破壊の深刻さは増すばかりだ。その影響は人間にはねかえってきつつある。
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レイチェル・カーソンについては沈黙の春の著者であることしか知らない状態で読んだ。
生物学を学ぶか作家を目指すか悩んでいた頃は、科学を分かりやすく言葉で伝えることがこれほど求められていたとは知る由もなかっただろう。
死ぬことも自然なこと、という言葉が美しかった。
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