プログラマのためのGoogle Cloud Platform: サービスの全体像からクラウドネイティブアプリケーション構築まで

  • 翔泳社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798137148

作品紹介・あらすじ

インフラ基礎知識とセットで学ぶ!
Google Cloud Platformの機能&システム構築パターン!

本書は、Google Cloud Platform(GCP)でシステム、アプリケーションを
構築するための実践的な入門書です。

GCPを初めて利用する開発者をメインターゲットとし、GCPの提供する
サービス(コンポーネント)の全体像と、サービスを組み合わせて最適な
アプリケーションアーキテクチャを実現する方法を、具体的なサンプルを
使ってわかりやすく解説します。

Webアプリケーションを動かす具体的な手順の解説に加えて、コンテナ、
オーケストレーションといったテーマもカバーするため、業務で本格的な
利用を考えている方にも適しています。

単にGCPの使い方を説明する手順書にとどまらず、GCPを利用する上で
理解しておきたいインフラの基礎技術などを解説することで、技術動向の
変化が激しいクラウドの解説書でありながらも陳腐化を最小化するよう
工夫しています。

また、GCPの強みであるクラウドネイティブなアーキテクチャによる
アプリケーション実行環境の構築をサンプルとして挙げているのも
大きな特徴です。本書の強みは、具体的なサンプルを使って丁寧に
説明することで、GCPの良さを体得してもらえるところにあります。

GCPの利用や導入を検討している/初めて使う、あるいは、AWSなど
他のクラウドを使ったことがあるプログラマ/開発者の方におすすめの
一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • Compute Engine, App Engine, Kubernetes Engine, Vision API, AI Platform,
    Cloud Storage, Cloud SQL, Cloud Load Balancing, Cloud DNS,
    Cloud Datastore等の概要を実際に構築して触れるサンプルアプリケーションを
    交えて解説してくれるGoogle Cloud初心者に適している本だと思いました。

    実際の運用関するトピックにも触れていて、例えばCloud Load Balancingと
    複数台のCompute EngineでWeb Applicationの負荷分散をしたり、
    Kubernetes Engineで新しい機能のリリースを無停止で行う方法などが
    個人的に面白かったです。

    平易な表現でかつ手順の説明が丁寧なので初心者でも簡単に理解でき、
    サンプルアプリケーションを構築してGCPを肌で感じることができました。

    難点としては、私は2020/03中に読み始めて読み終わりましたが、
    Google Cloudのアップデートサイクルが早いためか既に大部分が本書にある
    スクリーンショットと変わってしまっていることです。
    設定画面は適宜読み替えが必要で、Vision API, AI Platformに至っては
    サンプルの一部がそのままでは動きませんでした。

  • だいぶ内容が古くなってきている。
    サンプルアプリケーションが付属しているのは魅力的だがそれも経年劣化してしまい動かないものがある。

  • AWSだけではだめかなと

  • GCP上に実際にWebアプリケーションを展開する方法について、サンプルアプリケーションを配置する方法を通して具体的に記載されていた。アプリケーションの作成方法やGCPが提供するサービス概要などはあまりなく、純粋にGCPでWebアプリを展開していくにはどうしたらよいか、にフォーカスした書籍。
    読んだだけではなんとなくイメージがつかめるだけなので、この本を読む場合、実際に操作しながら学習していく必要がありそう。
    まだ実際にGCP上で操作はしていないが、コマンドレベルから記載があり分かりやすかった。

  • Google Cloud Platformの入門書としてだけでなく、通常のVM、ネットワーク、コンテナ技術、Bigdata(AI)、機械学習のエッセンスが含まれている。
    Google Cloud Platformとは?という観点で読むには内容が薄く公式ドキュメントで補足確認が必要であるが、どんなものかを知るには十分かと思う一冊でした。

  • 入門から入って実践的な箇所、特にGCPのウリとも言えるGKEにも言及していて網羅性は高い。しかし冒頭でhttpの解説をしているところから、最終的にKubernetesや機械学習を使うところまで飛ぶのは、初心者には厳しいと思う。対象層がいまいちわからない。

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著者プロフィール

金融系シンクタンクなどで、銀行/証券向けインフラエンジニア、製造業向けインフラエンジニアとして従事。都市銀行情報系基盤システム構築や証券会社向けバックオフィスシステムの統合認証基盤構築プロジェクトなどを経験。出産で離職後、Linuxやクラウドなどを独学で勉強し、初学者向けの技術書を執筆。現在は、日本マイクロソフト株式会社でパートナー向け営業活動や技術支援などに従事。主な著書に『Windows 8開発ポケットリファレンス』(技術評論社)、『しくみがわかるKubernetes』(翔泳社)などがある。趣味は手芸。

「2020年 『プログラマーのためのVisual Studio Codeの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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