- Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798142418
作品紹介・あらすじ
Go 1.6に対応!
構文や動作を「なぜ・どうして」から解説。
読みやすさ、理解の深さを追求したGo入門書!
本書は、Goプログラミングをこれから始める方のための学習書です。Go言語の基本的な構文から、特徴的な機能、開発ツールや使用頻度の高いパッケージの使い方まで、実際にプログラムを書いてみたい方に必要な知識を解説しています。
Go言語の最新バージョン1.6に対応。データ型からチャネルとゴルーチンなどの特徴的な機能、各種パッケージまで、コード例をふんだんに使って「なぜそうなるのか」から説明していますので、C/C++、Java、C#、PythonやPHP、Rubyなど何かしらのプログラミング言語を学んだ方であれば「なるほど、なるほど」と腹落ちしながら読み進められます。
使用頻度の高いパッケージの使い方は集中的に解説するほか、巻末には標準ライブラリのパッケージカタログ付き。座右において便利に使える一冊です。
■Go言語とは
Go言語(Golangとも呼ばれます)は、2009年に米Googleが公開したプログラミング言語です。構文は簡潔で可読性が高く、コンパイル言語ゆえの安全性とインタプリタ言語のような開発の軽快さを両立し、マルチコアや並行処理などに対応していることから、次世代のソフトウェア開発を支えるプログラミング言語の1つと期待されています。
感想・レビュー・書評
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Go言語を俯瞰して書いたものが少なくこちらを選んだ。現在ではVersionは1.11になっているが特に違和感はなかった。
1章 開発環境
省略
2章 プログラミングの構成と実行
最初に言語固有のお作法を丁寧に書いてあり助かる。
3章 言語の基本
文法、予約語などC言語系に良く似ており学習コスト低い、文字、文字列についてはUnicodeしか扱わない。文字の型としてはrune型とちょっとかわった型を導入している。無名関数など新しい機能も入っている。
例外機構、クラスはなく返り値でエラーを表現するなど昔風なところもある。一番わからなかったのがinterfaceであるがクラスで言うところのinterfaceと同じであるとあったがどんな型にもなれ、メソッドを強制させる機能があると書いてあるが、その強制力はどのように伝播されていくのかがよくわからなかった。
4章 参照型
動的配列(スライス)、マップ、チャネルなどの説明があった。スライス、マップなどは最近の言語にはよくある機能であるがチャネルはGo言語固有というほどではないと思われるがうまく言語仕様に組み込んであり非常に楽しみな機能。
5章 構造体とインターフェース
構造体自体はC言語にもあるが構造体の型に紐づいたメソッド(ほぼ関数)がクラス機能のある言語でいうところのメソッドに近くわかりやすかった。
インターフェースについては独立した節を設け説明がしてあったが最後まで理解できなかったが、interface{}が1つの型であること、どんな型でも対応できること、メソッドを強制できる機能があることがわかった。
6章 Goのツール
言語を学び始めたころにこのような説明があると助かる。
7章 Goのパッケージ
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良い。こういう入門書は手元に置いておきたい。
公式のチュートリアルが一段詳しくなって、なぜこういう言語仕様になっているのかの補足がちょっと増えているような感じ。 -
読みやすく最初の一冊として良かった。これとA Tour of Goをやれば普通のプログラムは書けるようになると思う。
ゴルーチンだけまだ理解が及ばないが、これは慣れていくしかないのだと思った。 -
Goの最初の一冊として読了。
概要を掴むには適していると思うが、実際どのように使うかは分かりにくい。
他の言語もある程度触っている人向け。 -
Goの文法を一通り抑えるためにざざっと読んだ。
今後も必要に応じて読み返すかもしれない。 -
さっと読めば概要がつかめ、すぐにコードもかけるようになると思う。この本の性質というよりは、言語の特性による寄与が大きいが。
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Go言語入門にちょうどいいボリュームだと思いました。
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請求記号 007.64/Ma 85