VMware徹底入門 第4版: VMware vSphere6.0対応

  • 翔泳社
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  • Amazon.co.jp ・本 (663ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798142593

作品紹介・あらすじ

VMware vSphereは、多くの企業で採用されている仮想化基盤ソフトウェアの代表的存在です。企業システムの仮想化の普及に大きく貢献し、多くの特徴ある機能によって現代のシステムの運用の形を変えた製品でもあります。本年、VMware vSphereは久々のメジャーバージョンアップを果たし、vSphere 6となりました。今回は基本となる機能を大きく進化させ、サーバー、ネットワーク、ストレージのすべての分野での仮想化を実現できる多数の新機能を備えています。

今回の『VMware徹底入門』ではvSphere 6.0の全容を分かりやすく紹介します。製品の基本やインストールから、各リソースの管理機能、冗長化構成、仮想マシンの動的配置、設計、パフォーマンスチューニング、アップデート管理などを解説し、さらに高度な新機能やデータセンタ自体を仮想的に実現するVMwareの展望についても言及します。

本書は、日本法人であるヴイエムウェア社自らの書き下ろしによる総合解説書です。確かな情報に基づく仮想化の指南書として長らくエンジニアの傍らに置いて使っていただける定番の一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 仮想環境に限らず、ネットワーク機器でも、ストレージ製品でも。最近の洗練されたUIに触れれば、大体の機能はなんとなく理解でき、少し試せば扱えるようになるまで何日もかからない。
    だがしかし、あえて振り返らなければ気づかないような所にこそ、障害のポイントや設計のヒントが隠れている。

    VMwareは、直感で扱えるものの筆頭だろう。特に教えられなくても、誰でも簡単にCPUを追加したり、OSをクローンしたり、スナップショットを取得したりできてしまう。
    利用者として扱う分には助かるわかりやすさだが、それで機能を理解できたつもりになってしまうことには気をつけなければならない。

    CPUとメモリのオーバーコミット機構の違い、ストレージの優先度制御とネットワークのトラフィックシェーピング、Virtual VolumesやNetwork I/O Controlなどの新機能。

    本書で語られるのは機能の紹介レベルであり、詳細についてはやはり実機に触れる必要があるが、そもそも知らなければ、試してみようとすることすらできない。

    設計者は当然これ以上知っている必要があるが、利用者環境においては必携と言っても良い一冊。

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