- Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798142999
作品紹介・あらすじ
いちエンジニアはいかにして日本マイクロソフトのトップエバンジェリストにまでのぼりつめたのか?成功の鍵はプレゼンテーションにあった!
本書は、日本マイクロソフトのトップエバンジェリストが教える大人気セミナー「エバンジェリスト養成講座」を完全書籍化したものです。大人数を相手にしたプレゼンはもちろん、企画提案から営業、交渉の場にも役に立つ西脇メソッドのすべてを実況中継します。視点誘導から、資料作成の裏ワザ、相手を引き込み、動かす巧みな話術―プレゼンテーションテクニックのすべてがここにあります。
【本書の特徴】
のべ3万人が受講した大人気講座「エバンジェリスト養成講座」のライブ感を活かした構成となっています。まだ受講されたことのない方は、まるで講座を受けたかのような体験を、すでに受講された方は西脇氏が提唱する「繰り返し練習」のための復習用テキストとしてお使いいただけます。
【既刊書との違い】
2012年9月に刊行された書籍『エバンジェリスト養成講座』の新バージョン版となります。プレゼンテーションのテクニックには、時代ごとに変化していきます。『新エバンジェリスト養成講座』では、従来の基本的なメソッドに加え、2015年時点での最新版のプレゼンテーションノウハウを付け加えました。既刊書『エバンジェリスト養成講座』をすでにお読みの方も、まったく新しい経験として『新エバンジェリスト養成講座』をお読みいただくことができるようになっています。
感想・レビュー・書評
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良いプレゼンをするためのTipがまとめられている。
プレゼンとは相手の行動を促すことがゴールである。
スライドは濃淡、空白、色など工夫が必要。
ホラーストーリーなどを使って、起承転結を意識した構成にすること。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
谷口さんお持ち帰り済み(2022/10/28現在)
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■目的
伝える力をつけ、営業のプレゼンを伝えるプレに変えていきたい。
■結果
プレゼン→伝えたいことからブレークダウンしていくべき。
例)化粧品のセールスで商品の容量はいわない。何ヶ月分とか体験の日数を言う。
これが伝えるということ。
視点誘導は、レーザーポインターではなく、言葉で!
プレゼンテーションの黄金比は3:7
まず、課題提起とその回答
それから本題
なぜ本題を話すのか?というところから。
デマンドを植え付けるためには
・ホラーストーリー
・希少性
・商品の魅力
色合いについて
・視覚、色覚弱者に配慮
・クライアントカラーを取り入れる
・色は地の色含め4色
その他
・円とかの単位は小文字で。
・重要排除の視点で、重複文がないかチェック
・お客様の顔を見るタイミングは接続詞のタイミングで良い
・数字、順序、カウントするときは必ず指をつかって表現する
・アイスブレイク→ツイッターで地名、社名、担当者名を調べる
・さぐりも大切
・話す時間を冒頭に伝える
・ファクトとオピニオン
・絶対時間と相対時間←今から何ヶ月前など。
・言葉を修飾する
〜の皆様
〜のビール
・質問と回答と体言止め
・喋り先行スライドは2秒後に遅れてくる
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プレゼンの極意と具体的なやり方について非常にわかりやすく説明されている書籍
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エバンジェリストの重要な要素としてプレゼンテーションがあることは間違いないだろう。
ただ、エバンジェリスト養成講座と銘打った本なのに、その内容のほぼ全てがプレゼンテーションの話しであった。サブタイトルのTips for Presentationこそがこの本の主題といえよう。
最近よく聞く「エバンジェリスト」とは何であるかといった部分に興味があったため、プレゼンテーション以外の要素をもっと知りたかった。
プレゼンテーションについては、個人的にはガー・レイノルズ氏のプレゼンテーションZENが好み。 -
プレゼンの目的は"相手を動かす"こと。そのためのテクニックが満載。でも何より大事なのはプレゼンで紹介する対象に対する熱心さかと。
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プレゼンのHowTo本でした。話し方やスライドの作り方を含め、次のプレゼンの機会にすぐに活かせそうなポイントが多く、参考になりました。
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実際の講義を書式化したようで、サクサク読み進められた。
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効果的なプレゼンのtipsや考え方の紹介
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講義を書き起こしたもののようで、読みやすく分かりやすい。
プレゼンテーションは、伝えるためだけでなく、相手を動かすためのものということが伝わった。
実用的なパワポのハックがもっとあると良いな。 -
献本いただいた本。マイクロソフトのエバンジェリストの方の書かれたプレゼンの仕方について講義形式で書かれた本。
ちょうど新入社員研修の時期だったので参考になる内容でもあった。細切れで読んでもポイントだけ頭に入ればいいと思うし実際にプレゼンする前に復習を兼ねて読むのもいいと思う。 -
プレゼンテーションというのは、相手を動かすことです。相手を動かす力です。
これに尽きるんじゃないかと思う。
伝える、伝わるじゃなくて、動かす、なんですね。
そのために、何を伝えるかを決め、ストーリーを考え、スライドを作り、しゃべると。
あと、プレゼン中の「はいっ」はダメってのが興味深かった。自分はやってしまってるような気がするので、注意したいと思う。 -
講義の書き起こし?風でとても読みやすい。
スライドの作り方、話し方、手振り身振りなど、プレゼンに必要なスキルがコンパクトにまとめられている。 -
この本にはスライドの作り方から喋り方、ジェスチャーなど多角的にプレゼンをよくするテクニックが凝縮されている。構成としては、著者が開催するエバンジェリスト養成講座をそのまま書籍版にしたようなイメージで、ページの上、4分の3くらいに文字、残りの4分の1にスライドが載っている。
読み終えた後、多くの人がここで登場したテクニックを使ってプレゼンしてみたい!と思うのではないだろうか?
この本がうまいのはまさにそういった部分で、ちょっとでも工夫すればどんなテクニックも実践に落とし込めそうな気がすることだ。単位を表す文字は小さくしよう、プレゼンの締めの言葉をしっかりしよう、体現止めを活用しよう、などなど。到底できないわー、と引いてしまうようなテクニックは少なく一つずつ実践していくことができれば格段にレベルは上がるし、その過程でも様々な面でプレゼンをよくしようとする意識が芽生えるに違いない。
プレゼンは普通にやっているけれど、近頃レベルをもう一段上げたいと感じているような方に是非オススメします。