- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798143880
作品紹介・あらすじ
半径3メートル以内で起こる楽しい計算の世界
学生時代、「算数や数学の知識ってなんの役に立つの?」と思ったこと、ありませんか?
本書は、半径3メートル以内にある身近な事柄を、算数と数学の知識を使って紹介し、
知っていると得するかも? ということを集めた、日常生活に役立つ本です。
算数や数学に苦手意識のある方や、小学校までは計算が嫌いではなかったのに中学校でなぜか
数学が嫌いになってしまったといった方に向け、普段の生活の中で使える算数・数学を紹介しています。
より身近に感じていただくために、「おうち編」「お出かけ編」「お買い物編」の3つに大きく分け、
それぞれの場面で日常的によく目にすることや体験することを題材にして、読者のみなさんと一緒に
考えながら簡単な問題を解くようになっています。
「こういうの、学校の授業で習った!」といった明らかに数学を使うものから、「こんなことも数学で
考えることができるんだ」といった気づきのあるものまで、本書で扱っているテーマは幅広いです。
ぜひ、ご家族や友人のみなさんと一緒に、本書を通じて身近な数学を探してみてください。
●本書では、こんな内容を紹介しています
・Lサイズ2枚とMサイズ3枚、より大きいのはどっち?~円の直径と面積~
・おしゃれさんの着回し術~積の法則~
・お小遣い倍々計画~指数関数~
・安いガソリンスタンドまで行くのは本当にお得?~単位量あたりの計算~
・混雑率100%! 車両の人口密度は?~密度の計算~
・渋滞発生の謎を探れ!~等差数列~
・2回割引されたらどうなるの?~百分率~
・四角くて丸い加湿器を買いたい!~立体図形~
・オンスって何グラム?~単位変換~
……
感想・レビュー・書評
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ありそうでない本。数学って何のために学ぶの?という人へ、具体的に伝えるの手段として、なかなか素敵。
もっと素敵になって欲しいので、あえて注文をつけるなら、これを手にする人が、どのくらいの年齢で、どういう見た目を望むかなあという点を再検討した方が良いかも。
低年齢層を想定した文字や体裁だけど、もう少し上の人じゃないかな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
生活の中で数学がいかに役立つかという本。これは面白い。
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内閣支持率は、プラスマイナス3%程度の誤差がある。
2は素数、1は素数ではない。1とその数でしか割り切れないもの。
電車の定員は座席につくか吊革につかまるかドア付近の柱につかまることができる。座席数51で160人程度。
場合の数、順列、組み合わせ -
体調の安定しているときに、もう一度読む
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算数・数学をいかに自分のそばに近づけるかがそれを理解するためのカギとなる。
この本はそこに注視した本であり、頭に詰め込むようなものではないが、これを読めば数学が理解できるというところまではいかない。
ここが物事を学ぶという事で難しいところであり、ここで終わってしまったらもったいないのではないか。
この本を読んで納得してからでももう一度頭の固い教科書にでも戻ってみるとまた少し違った見方ができるのかもしれない。 -
簡単なものから難しいものまである。数学に興味のある小中学生にはよいかもしれない。
待ち行列や標準偏差など、いきなり計算式だけが提示されているけれど、まあ、ページ数からしたら仕方がないか。興味を持ったら専門書を読む。その入り口の本と考えればよい。