はじめての人工知能: Excelで体験しながら学ぶAI

著者 :
  • 翔泳社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798144658

作品紹介・あらすじ

自分で動かすから、よくわかる!
専門知識を身につける第一歩!

本書は、今後ますますの発展が予想される人工知能の技術を、はじめて学ぶための本です。機械学習をはじめ、ニューラルネットワーク、遺伝的アルゴリズム、問題解決、ゲーム戦略、知識表現など、人工知能を支えるそれぞれの分野の基礎をつかむことができます。

独特の技術が多く使われている分野ですが、Excelのサンプルプログラムを体験することで、その技術を実感できるようになっています。Excelプログラムは簡単な入力とクリック操作で動くので、専門知識は不要です。操作を繰り返すことでプログラムが賢くなっていく様子は、人工知能技術への大きな期待も感じさせます。

また、本書で取り上げている各論は、高専5年生向けの授業がもとになっているので、学生・社会人問わず入門に最適です。特に、人工知能分野で活躍したい学生や、将来仕事で人工知能にかかわるかもしれない理系職種の方におすすめです。

【Excelサンプルプログラム】
・多少ゆがんだ文字でも人工知能なら正しく認識できる
・「ちょっと高め/ちょっと低め」の感覚で空調を制御する
・遺産の適正な分配を要領よく行う
・宣教師が「人食い人」に食われずに川を渡れるか?
・最小コストで山の頂上まで登るときの経路を探せ
・簡単なカードゲームでコンピュータに挑戦!
・人工知能にことばの意味を教えよう
・病院に行く前に人工知能に聞いてみよう
・犯人を捕まえろ!

【本書で解説している技術】
機械学習/深層学習(概論)/ニューラルネットワーク/ファジィ/遺伝的アルゴリズム/問題解決/探索法/ゲーム戦略/知識表現/エキスパートシステム/エージェント/Lisp/Prolog など

【著者について】
淺井 登(あさい・のぼる)
昭和47年、名古屋大学理学部卒業。その後34年間、富士通株式会社にて、コンピュータ言語処理系および人工知能関連の基本ソフトウェア開発に従事。平成12年から沼津工業高等専門学校 電子制御工学科の非常勤講師(人工知能)。平成28年現在、オスカーテクノロジー株式会社に所属しながら、沼津高専の客員教授も務める。

感想・レビュー・書評

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  • 高専5年生の教材をまとめてもの。数学が難しい部分はわからないが、文字認識のEXCELシートの例題など 見るだけでも感じがつかめる。

  • http://naokis.doorblog.jp/archives/artificial_intelligence.html【書評】『はじめての人工知能 Excelで体験しながら学ぶAI』〜教養としての人工知能


    <目次>
    第1章 人工知能は夢いっぱい
    第2章 人間の脳を機械で真似る=ニューラルネットワーク
    第3章 人間のあいまい性を機械で扱う=ファジィ
    第4章 よいものが残る進化の法則をうまく使う=遺伝的アルゴリズム
    第5章 身の回りの問題をうまく解決するには=問題解決
    第6章 もっとも効率的な道筋をどう選ぶか=探索法
    第7章 相手がいるときの対処法=ゲーム戦略
    第8章 人間が学習する過程を機械で真似る=機械学習
    第9章 人間の知識を機械上で表現すれば人間の代わりになる=知識表現とエキスパートシステム
    第10章 人間の自立性を機械にもたせる=エージェント
    第11章 人工知能の草分け的コンピュータ言語=Lisp
    第12章 ものごとの関係を記述するコンピュータ言語=Prolog

  • AIブームが再来して仕事でも聞かれることがあり今回の機械学習って何?excelで出来っるってあったのでエッセンスだけがかなり凝縮されている本と思い読みました。結果35年前に卒論で書いた固有値分解と判明しすっきり。当時は固有値分解がAIだとは想像もしませんでした。反対に言えば今のAIは単なる固有値分解と言うことですねとすっきりしました。実際には細かな調整があるのでしょう。でも大部分の方は理論は説明されずAIと言う言葉に翻弄されているのは過去のAIブームでも同じ、パソコンがスーパーコンピュータ並になった事が今回の違いかな。究極のAIが完成するまで研究は続くのでしょう。

  • 「人工知能」をエクセルで作れる!という本。
    面白そうだから買ってみたが、理解できず。
    →エンジニアチームに提供

  • 【請求記号】0070:2380

  • 所在:展示架
    請求番号:007.1/A83
    資料ID:11600458
    選書担当:新村

    自分たちが普段使っているExcelを基に、AIを体験できる本。

  • やっぱむずかしいっす。

  • タイトルは初心者向けっぽいのですが、数学やコンピュータの知識が少ない人にはちょっと厳しい本です。Excelのサンプルで試せるようになっているのですが、正直どういう動きなのか、理論がわからないと難しい気がしました。数学知識がある程度あって、人工知能の理論を実際に試したい人向けの「数学やコンピュータの前提があって、人工知能が初めての人向け」だと思いました

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著者プロフィール

淺井登(あさいのぼる)昭和47年、名古屋大学理学部数学科卒業。34年間、富士通株式会社にてコンピュータ言語処理系、スーパーコンピュータ及び人工知能関連の基本ソフトウェア開発に従事。その後10年間、他社にて、情報管理とシステム開発、主にUNIXでのC++による開発に従事。平成12年度から18年間、沼津工業高等専門学校電子制御工学科非常勤講師(人工知能)。平成24年度から2年間、御殿場南高等学校非常勤講師(情報B)。著書に「はじめての人工知能 Excelで体験しながら学ぶAI」(翔泳社)。

「2021年 『体験してわかるプログラミング教育 ~うちの子の「考える力」が伸びるワケ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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