出るとこだけ!情報セキュリティマネジメント 2017年版

著者 : 橋本祐史

• 翔泳社 (2016年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

2016年4月にスタートした新試験「情報セキュリティマネジメント」の解説書＋問題集の決定版！

【本書の特徴】
（1）ポイントを押さえた説明で、初学者でも安心！
試験内容を徹底的に分析し、内容を検討。合格点を取るための最低限の知識を解説しています。

（2）午後問題の対策を詳細に解説！
対策が難しいといわれる午後問題の特徴と対策法から陥りやすい罠の解説まで序章で丁寧に解説。

（3）長年、情報処理試験の指導をしている著者による書き下ろし！
初学者でも安心、学習者のツボが分かる解説をしています。

（4）豊富な練習問題
各項目のあとには重要過去問を掲載。「分かる」から「解ける」へ。

（5）2回分の過去問・解説を徹底分析し解説！
問題ごとに詳しい解説付きなので、過去問を深く知ることができます（1回分はWebダウンロード）。
※さらに平成29年春期試験の解説は、試験終了後に掲載予定。

【情報セキュリティマネジメント試験とは】
・平成28年から情報処理技術者試験に加わった国家試験
・ITを利用する側の人を対象とした試験で、セキュリティ人材の育成が目的
・年2回（4月と10月）行なわれるペーパーテスト
・午前試験（四肢択一／50問）と午後問題（多肢選択／3問：長文問題）からなる

感想・レビュー・書評

[ペラートさんの感想 · 2017年12月10日]

内容としては、専門用語は平易な言葉で解説されていて非常に解りやすいし、要点がよく絞られている。カラーで見やすく、字も大きく、レイアウトも読みやすい。文章量もあまり多くないため、さほど時間を掛けずに読むことができるだろう。過去問やその解説もネットで見ることができるため金銭的にかなりお得。合格するために必要なものが、この一冊のみで全て足りるようにできている。実に秀逸な参考書だと思う。
ただ、表紙にあるように「ムダのない学習」ができると思いきや、まだまだ内容を削ることができる。この本の内容を全て覚えると、実際には本試験や過去問で９割取れてしまうため、少し残念だった。確かに「出るとこだけ」なのだろうが、実際にはまだまだムダがあるということだ。なので、８割覚えて２割捨てるくらいでちょうど良かったかもしれない。
（あくまで個人の体験記・感想ですので悪しからず。）

著者プロフィール

「2017年 『情報処理教科書 出るとこだけ！ 情報セキュリティマネジメント 2018年版』 で使われていた紹介文から引用しています。」