スモール・リーダーシップ チームを育てながらゴールに導く「協調型」リーダー

著者 :
  • 翔泳社
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本棚登録 : 197
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798150871

作品紹介・あらすじ

チームを動かすのは「テクニック」だ。
現場のリーダーに必要なスキルセットをぎゅっと詰めました

【スモール・リーダーシップとは…】
・カリスマやイノベーションに期待するのではなく、現実的な解決策を探る
・チームをどんどん動かし、仕事を停滞させない
・チームとして「学び」を得ることを重要視する
・指示するよりも、メンバーの自主的な行動を促す

【こんな方におすすめ】
・初めてリーダーになった人(3~8人程度の小規模なチーム)
・チームの売上や進捗をうまくコントロールできない人
・部下を育てたいと思っている人
・チーム内で意見が対立して悩んでいる人
・PDCA、進捗管理、問題解決などの具体的手法を知りたい人
・身の丈に合ったリーダーシップを身につけたい人

【内容紹介】
かつてのリーダー像は、部下をぐいぐい引っ張っていく、
いわば「支配型」のリーダーでした。

しかし、リーダーが忙しかったり、不在だったりしたときに、
他のメンバーが何も決められないようなチームでは、
変化の速い今の時代には対応できません。

また、軍隊のような厳しい統制は、現代の職場にはそぐわないでしょう。

そこで、小規模のチームをどんどん動かしながら、
メンバーを尊重し育てていくリーダーが求められています。

このようなリーダーには、会議をまとめ、多様性を生かし、
対立を解消し、メンバーの行動を促す「技術」が必要です。

本書では、リーダーとしての考え方はもちろん、
論理的思考、ファシリテーション、図解術、
プロジェクトマネジメント、PDCAなどを活用して
チームをゴールに導く方法を解説します。

【目次】
第1章 スモールリーダーの心構え
第2章 チームに火を入れる
第3章 チームで「正しく考える」技術
第4章 対立は意見を掘り下げるチャンス
第5章 チームの活動を「見える化」する
第6章 問題を解決しながら前へ進む
第7章 仕事が回るサイクルを作り出そう

感想・レビュー・書評

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  •  リーダーを任された。今後任されるようになりたい。そんな人なら読むべき本である。必要最小限のことはすべて触れられている。
     「お前がすごいのはわかったから、チームですごいことをやれ。」これは筆者が当時勤務していた会社の社長から言われた言葉。本書はそれに答えた内容になっている。
     書いてある内容は定石。悪く言えばありきたり。しかし、上記の流れがあっての展開になっているので違和感なく読める。こういう本あるあるだが、けっこう忘れてしまっていることも多い。自分の気持・モチベーションを上げるためにも良いだろう。

  • "今までのリーダーシップとは違う" という内容ではなく、現代のリーダーに必要な考え方や行動を "あらためて" まとめました、的な本ととらえる方が良いと思いました。

  • 極めて実践的な本。
    他の本にあるような崇高なリーダー像、マネジメント手法を描くのでは無く、チームリーダーレベルで少しずつ現場に取り入れる事が出来るように意図されている。

  • 「言葉」を大事にする、という姿勢はよく分かるし好感が持てる主張で、自分も近似値でもいいから言語化して伝えようとする努力の中から得られるものがあると常々思っている。

    「思考を晒す勇気」「間違いを受け入れる謙虚さ」「自分の心の揺れに気づく」などあらためて内省の材料になる部分もあった。

    それと、和智さんは、訳本より自らの言葉で語る文章の方が向いている人だな、と思った。

  • ◆理由
    評価シートにて、リーダーシップに欠けるとの結果が出たため

    ◆気付き
    ・参加者全員で議論を作り上げる
    ・ガントチャートでチームの活動を「見える化」する

    ◆アクション
    ・ガントチャートについては、直近のMTGでまさに自分が反省すべき点だったため、今後大きな施策をにかかわる場合、まず最初に用意するようにする
    ・今後のMTGにおいて、進行の方の舵取りを観察する。

  • 少人数のチームのリーダーシップについて具体的な事例を用いて書いている。わかりやすくて読みやすい。

  • 2017.10.11 社内読書部で紹介を受ける。
    2017.10.21 高柳さんのブログで紹介されている。著者本人のSlideshareも見つける。

  • 1,2,7章が個人的にはまった。
    早く行くためには1人で、遠くに行くためにはチームで、を実践するための考え方、具体的な行動について丁寧に説明しています。

    リーダーが決めてくれない、メンバーが考えてくれない、とお互いが思っている状態がやばい、というのはささった。とにかく言語化する、ちゃんと考える時間を取ることが大切。

  • チームで仕事をする上で大切な考えや手法が網羅的に書かれていてとても参考になった。

  • 皆が読まないと意味ない。

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著者プロフィール



「2017年 『スモール・リーダーシップ チームを育てながらゴールに導く「協調型」リーダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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