エンジニアが学ぶ物流システムの「知識」と「技術」

著者 :
  • 翔泳社
2.85
  • (1)
  • (3)
  • (3)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 134
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798155449

作品紹介・あらすじ

物流に大きな変革の波が押し寄せている!

アマゾンや楽天といったネットに閉じこもらず物流を武器にビジネスを拡大している企業が成長しており、物流が競争の源泉になっています。
しかし、国内は人手不足により、手厚い物流が困難になるなど、物流のあり方が模索されています。
人手不足を解消すべく、ネットによる受注、貨物追跡、ドローン輸送、自動運転、IOT、
物流のアイドルリソース活用(物流のウーバー版)といった多くのイノベーションが物流領域に起きています。

本書では最新システム動向と物流システムの種類、IOT、物流の処理業務(伝票スキャンや指示書等、間接業務)のロボット化にまで言及し、
物流の現在と直面するビジネスの変化を解説するとともに、
物流システムを手掛けるエンジニアがどのように対応していけば良いのかなど、物流全般について解説します。

【本書のポイント】
●物流に必要なシステムと最新動向がわかる
●物流の現在と直面するビジネスの変化、対応方法がわかる
●物流業務の機能がわかる
●物流のシステム導入のやり方がわかる

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 物流に関してエンジニアが考慮しなければならないことが網羅的にまとめられている良い本だと思いました。できれば、これから物流に実際に関わる人が読むべきだと思います。というのも本の内容だけだと抽象的な理解にとどまってしまうと思います。私自身、物流業界に携わりながらこの本を読み、自分の専門により理解が深まったところもあれば知識が広がったところもあります。ただし、網羅的に説明しているにとどまっているため、具体的なシステムの名前やパッケージの名前や画面などがないためやはり業界経験のない人には分かりづらい内容かとは思います。それはしょうがないとも思いますが。

  • 話題がバラけてる、ケーススタディあると良いかと

  • 石川和幸(2018) 激ムズ1回目
    ①日本の流通業では、仕入れ企業の調達物流への視点が希薄。調達物流は効率化の余地がある。それ以外はある程度効率化している。

    要点
    WMS(倉庫管理システム)
    ロットナンバーや入庫日などを細かく管理

    ERP(基幹システム)
    会社の取引や内部処理を記録するシステム
    販売、物流、会計などの機能を総合管理
    生産管理部門や資材部門が使う。

    WMSとERPが密接に連携している。

    TMS(輸配送管理システム)
    最適なルートを選んで輸送ルート最適化を行う。

  • 物流に関連するシステム、パッケージや用語が簡単に理解できる程度。

  • 物流会社の業務を垣間見れる
    it技術を取り入れ効率化が進む状況を紹介
    IoTをうすーく解説

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

早稲田大学政治経済学部政治学科卒、筑波大学大学院経営学修士。日本能率協会コンサルティング、アンダーセン・コンサルティング(現、アクセンチュア)、日本総合研究所などを経て、サステナビリティ・コンサルティングを設立、代表を務める。専門は、ビジネスモデル構想、SCM構築・導入、ERPシステム導入、管理指標導入、プロジェクトマネジメントなど。
著書に、『この1冊ですべてわかる SCMの基本』『図解 生産管理のすべてがわかる本』『この1冊ですべてわかる 在庫マネジメントの基本』『図解でわかる 販売・物流管理の進め方』 (以上、日本実業出版社)、『だから、あなたの会社の「在庫改善」は失敗する』(日刊工業新聞社)、『思考のボトルネックを解除しよう! 』『「見える化」仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『エンジニアが学ぶ物流システムの「知識」と「技術」』『エンジニアが学ぶ生産管理システムの「知識」と「技術」』(翔泳社)など多数。

「2021年 『しくみ・業務のポイントがわかる 現場で使える「SCM」の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石川和幸の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×