六畳間の侵略者!? 8.5 白銀の姫と青き騎士 第二章 (HJ文庫)

著者 :
  • ホビージャパン
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本棚登録 : 127
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798603070

作品紹介・あらすじ

窮地を脱したアライア姫は、態勢を整えクーデター軍への反撃を開始。"殺さず"の信念で敵を次々と撃退する"青騎士"孝太郎の活躍もあり、アライア軍は徐々に勢力を拡大していく。だが、すべては周到に用意された敵の罠だった!襲い来る最凶の竜"アルゥナイア"を前に、孝太郎は、伝説どおりの「青騎士物語」を創り上げることができるのか。

感想・レビュー・書評

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  •  白銀の姫と青き騎士の第二章である今回は、7巻で描かれた舞台の実相であり、もちろん7.5巻の続きでもある。
     なかなか熱い物語に仕上がっているが、それだけにラストの別れがシンプルで驚かされる。ジュブナイル的な要素が強いこの過去編は、こうしたシンプルさがふさわしいと判断したのだろうか。
     アライア殿下、もとい陛下はなかなか良いキャラだっただけに、ちょっともったいない退場であるが、これは致し方ないところか。

  • 小数点ナンバリングにつきファンタジー二冊目。 青騎士はやはりヒーローであり、最高の騎士でした。今回は先が分かってる分切なさもあって。過去世界のラストシーンはクるものがありました。また直後に同じシーンをやってるから余計にね。フォルトーゼの神殿やら病弱なアライアやら、ちょいちょい今後の展開にも繋がりそうなところもあって、こちら側からもどんなアプローチがあるのか、本編が楽しみです。

  • 徐々に力を付けていく孝太郎。
    それは鎧の力だけではなく、ゆりかの魔法、早苗の霊視、キリハの籠手、ティアの鎧、アライアの愛を背に受けながら。

    本来ならば関係ないはずの戦いで、なおも大切なものを守りたいという気持ちを忘れず、成し遂げる孝太郎には驚きです。

  • 六畳間をめぐる争い(?)物語の番外編。
    7,5巻から続く青騎士の物語。

    番外編の後編ということでキレイに完結して読んでいて楽しいが、なんで7,5巻の次にすぐ出さなかったんだろう。
    間に8巻が入ったことで物語を若干忘れてしまっていた部分があり、思い出すために7,5巻を少し読み直した。
    そのためちょっと熱が失ってしまった感じがする。
    7,5巻のクオリティが高かったためそこが失われたのが惜しい。

    それにしてもこのシリーズ、なかなか人気がでませんねぇ。
    レビューの評価も高いのになんでだろ・・・。

  • 本編一切関係ないファンタジーの完結編?

  • 2011 11/23読了。WonderGooで購入。
    六畳間侵略ストーリー、番外編その2にしてフォルトーゼ編完結。
    本編ではどうしても侵略ヒロインズに押されがちな晴海先輩だけど、番外編を経て新たに大本命に復活か?!
    あらためて本編の続きに期待。

  •  本編から少し離れ、でも本編の根幹にも関わっていそうな、主人公がはるか過去に飛ばされた先でのお話。第二章。

     番外編であり、また、伝説として語り継がれるような内容の為、お約束的な展開ではあるが、それがいい。安心して読めるし、最後も綺麗にまとまっていると思う。ファンタジーのお手本のようなお話。
     多少文章がくどいというか、対象年齢が低く設定されているかのような印象を受けたが、ライトノベルとしてはこんなものか。
     ああ、一カ所だけ。姫様達が捕まって、縛り付けられているシーンの描写、私は最初、地面に大の字で縛られているのかと思ってしまったw 次のページでイラストを見て、「まあ、普通そうだわなw」とww でも、もうちょっと情景の浮かぶ説明をしてほしかったかな。

  • 孝太郎が真の青騎士になる物語、完結編。アライア達はもちろんクランと
    の仲がいい感じに進展していくことが嬉しい。次の外伝はマクスファーンとの決着か、キリハ編か。楽しみだ。このあとに8巻の読み直しも良いな

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