六畳間の侵略者!? 10 (HJ文庫)

著者 :
  • ホビージャパン
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本棚登録 : 110
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798604114

作品紹介・あらすじ

古代フォルトーゼでの戦いから幾年、孝太郎とクランがたどり着いたのは、10年前=1999年の地球だった。二人はそこで、巫女服姿の幼子と出会う。自らを"キィ"と名乗るその聡明な少女は、『青い星』=母親を捜し、「カブトンガー」の映画を見るために家出をしてきたと言うが-時を越えた孝太郎、その語られざる足跡が今、新たな運命を紡ぎだす。

感想・レビュー・書評

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  •  今回は地底勢力との十年前の対決であり、キリハの伏線を消化する回である。
     キィちゃんの描き方や、孝太郎が「気付かない」過程にはややあざとさを感じるが、キリハを含むヒロイン四人に関係したエピソードに仕上げていて、このコンパクトさにはお見事の一言。良い巻だった。

  • 六畳間をめぐる、家主、幽霊、魔法少女、異星人、地底人、(大家さん?)の物語の第12弾
    今回は7.5巻,8.5巻で訪れたフォルトーゼから帰還の途中での出来事
    今回も六畳間はでてきません(笑)

    なんとなく駆け脚でまとめた感じがしました。
    恐らくフィナーレに向かって行く過程で帳尻を合わせになってしまっているってとこですかね?
    面白かったんだけど、不満が残りました。
    でも、前巻のフラグをしっかりと回収しているところはいいですね!
    次は早苗メインの話になりそうです。

    それにしても完全にクランがこの物語に欠かせなくなりましたね。
    一番好きなキャラです。

  • 2012 6/9読了。WonderGooで購入。
    キリハと孝太郎の縁が明らかになる、フォルトーゼから帰る途中、10年前の地球でのエピソード編。
    過去キリハ(キィちゃん)可愛い・・・が、現代編に帰ってきてからも過去を踏まえてみると実にいい。
    さらに早苗が実は・・・・・ということも明らかになる。

    最初、偶然あるいは特に理由もなく集っていたようなヒロインたちが実は過去に主人公と因縁があって、というのはギャルゲーとかでもよくある展開だけれど、このシリーズの場合はその過去が全て孝太郎とクランのフォルトーゼ行から連なっている(ご都合主義ではあるものの各キャラごとに個別のエピソードがあったわけではない)あたりはちゃんとしているなあ、と思う。

  • 過去話メインだけど、前より本筋の時系列・舞台と近いせいか、侵略者メンバーとかかわりのある人物目白押しでした。彼女らは集まるべくして集まった感じですね。魔法使い勢力はどのタイミングでも出てきてるから今後のカギを握るのはゆりか…?楽しみだわー(棒)それにしてもキリハさん可愛い。過去もいい娘だったけど今までの冷静&小悪魔的要素から一転。フォルトーゼルートまっしぐらかと思ったけどまた分からなくなりますね。まあ一人に決める必要もないと思うけど。今の孝太郎さんならそれもありに思えてきたし(笑)さて次は早苗かね。

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