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- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798701400
作品紹介・あらすじ
えっ、サルトルって、こんなに刺激的だったの!
対人恐怖でナマモノ嫌いの「知の帝王」、でも、制御不能の科学技術や、戦争に向かうナショナリズムを前に、なすすべもなく立ちすくむとき、世界を知り尽くし、変えようとしたサルトルの言葉が、鮮やかによみがえる。
感想・レビュー・書評
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サルトル 入門書。サルトル思想の核心である自由と存在について、わかりやすく 説明している
サルトル思想
*現象学→実在は本質に先立つ
*自由を実現するための手段としての社会主義
*弁証法(矛盾を統合して、新しい考え方を起こす)
実存主義=人間主義(ヒューマニズム)
*神の存在を問題にしない
*人間が自己の目的のために投企を続け、困難を乗り越えて行く
「嘔吐」
*存在の真実の姿=汚物のような形→吐き気
「存在と無」
*存在=即自存在+対自存在
*即自存在=意識をもたない物→世界→存在→あるところのものであり、あらぬところのものではあらぬ
*対自存在=意識をもつ存在→人間→無→あらぬところのものであり、あるところのものであらぬ
カフェのボーイから 即自存在と意識を説明した箇所は読んでみたい
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