- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799100684
感想・レビュー・書評
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簡単に言えば切り替え。難しいアイテムもあったけど...
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2015-43(11/21)
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タイトルに惹かれて購入。
「ダメージ」回復への第一歩を分析するという観点から書かれている本です。
私が特に注目したのは「ダメージを抱えている時の禁忌事項」が書かれている点。”こうしたらいい”というアプローチの本はよくありますが、”これをしたらダメ”という視点での事項が列記してあるのは大変参考になりました。
ところで、読み進めているうちに「あれ、これって『不動心』(大川隆法著)に書かれている考え方と似ているな…」と。巻末の参考書籍にその名がありました!はい、納得です。
私の心のバイブルである『不動心』の書籍を、こういう形で再度勉強できた気がして、ちょっとうれしくなりました。 -
自らが心のダメージを負ってから復活するまでに時間を要することに、課題意識を持って読んだ一冊。
【本文抜粋】
■なぜ心のダメージを受けるのか?(原因)
1.「どうしたらいいか、わからない」という、不安で混乱する心
2.「ますます悪くなったらどうしよう」という、先行きへの怖さ
■揺れにくい心を作るために(対策)
1.認識力:現在の自分と、どうしたらいいかをわかる力
2.目標と前向きな力:未来に希望をもって生きられる力
3.信じる力:自分を信じて肯定できる力
また、上記の力を育む方法として、
1.認識力を育てる:自分の心の辛さだけに焦点を合わせていると、見落とすことがある
2.希望の持ち方:現状を俯瞰し、意識をまわりの人に向けてみて、先を楽しみに思い描いてみる
3.自分を信じる力をつける:誰かの役に立つこと、喜んでもらえることにクタクタになるまで打ち込んでみる。また、思いっきり楽天家の自惚れ屋を目指してみる
その他、心のゆとりを持つための事例や、ダメージを抱えている時にしてはいけない事例がたくさん記載されていて、参考になると思います。
心にダメージを追う人の傾向として、「自分に視点が向いている」という共通点がある様に感じました。
気を抜くと陥りがちだからこそ、日々意識して相手視点のスタンスを育んでいこうと思います。