- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799100875
作品紹介・あらすじ
元新聞記者の著者が教える基本ルール。「書いているうちに、回りくどい文になる」「書いたことが、うまく伝わらない」など、文章に対する苦手意識も一気に解消。
感想・レビュー・書評
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朝日新聞出身の著者が語る、分かりやすい文章技術。ブログやSNSが広がるこの時代には、こういう基本技術を知っておきたいところ。社内文書でも議事録でもそうだが、読み手とのコミュニケーションは、できるだけ短い時間で要点を理解してもらえるようにしないといけない。こういうことを知っておかないといけない、という認識レベルが問題。全体的にはユルい内容だが、気づきをいただける良書。
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■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1000833565
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小学校で習ったようなシンプルなことだけれど、実はできていない文章の基本がまとめられていた。この著者の「削るほと゛良くなる文章の練習帳すっきり!シャープ!いい文章が書ける」のほうが、より端的でわかりやすかった。
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仕事に活かせる点
・「へ」ではなく、「に」
・同じ意味の文章をまとめる
・余計な修飾語は省く
・思い切って断定形にする
・「〜的」、「〜性」はできるだけ使わず、いい換えるようにする
・主語と述語は近づける
・結論・原因は最初に書く
・5W1Hは4Wと1W1Hにわける(why,how) -
当たり前のことばかりだけど、少し気を使うだけで同じ文章でも非常に良くなることが分かった。
悪い例、良い例を挙げてくれているので、具体的な問題がよくわかる。
こういうのを読めば、簡単にちゃんとした文章が書けるようになるという訳ではないが。 -
元・新聞記者の著者が書いた、わかりやすい作文の仕方の手引書である。
非常にベーシックな内容で、有用なテーマが多い。また、読みやすくしようと試行錯誤されたようで、見開き横書きの構成は見やすいものである。
一つひとつのテーマも簡略にまとめて、例文も多用している。読み込みしやすい一冊だ。
ただし、本書は対象がやや曖昧で、目的によっては有用だったりそうでなかったりするところも少なくない。
たとえば、私の場合は小説を書くことを念頭に読んでいたが、lesson36などは参考にならないだろう。正確な表記は煩雑さを増すだけだ。
一方で、巻末特集の音読法やメモについては大いにうなずける内容である。
あくまで一般的な作文がテーマであることを踏まえた上で読む必要がある、そんな一冊であろう。その点での不親切さを踏まえて、星四つと評価したい。 -
内容が簡単すぎるというのが、第一印象だった。
私は、会社で作る資料の文章を良くする目的で、この本を読もうと思ったのに、本に書かれている内容は、ブログで書くような簡単な言い回しばかりであった。
しかし、今書いている文章のとおり、普通の文章すら、うまく書けないのが、現実である。
まずは、素直に文章を書く基本をきちんと学びたいと思う。
鍵カッコや記号の使い方、また言葉を補うことなどを新たに学んだ。
上手な文章を書き写す訓練は私も試してみたい。 -
文章を書く基本が、すっきり!わかりやすく!まとめられている。
「悪い例」「良い例」が具体的で理解しやすかった。
コラムも多いに参考になった。