「やっぱり怖くて動けない」がなくなる本

著者 :
  • すばる舎
3.50
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本棚登録 : 369
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799101261

作品紹介・あらすじ

また、ガマンしちゃった。また、あきらめちゃった。また、決心できなかった。今度こそ、私の夢や願いを叶えたい!「恐れ」「不安」「焦り」に振り回されない自分中心心理学。

感想・レビュー・書評

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  • 本を読み進めながら、生活のふとした場面で、自分の感情を優先することを意識した。例えば、夫が野菜ジュースを買って来てくれたけど、自分は今コーヒーが飲みたい。思い切って、「ありがとう。でも今はコーヒーが飲みたいから後でもらうね」と言った。夫は「せっかく買ったのに」と言ったが、「ごめんね、コーヒーの気分なんだもん」と私がはっきり言うと、笑って「分かったよ」と言ってくれた。今までは夫に悪いから、夫が不機嫌になるからと、野菜ジュースを選択していた。けど、夫に気を遣って飲みたくない方を選んでも、「嬉しそうじゃないね」と夫がなぜか不機嫌になってしまう。こういう些細なやり取りが日常的に沢山あって、私はいつもこんなに我慢してるのになぜイライラされるんだという不満があった。本を読んで、我慢してるのに上手くいかないのは、わたしの無意識が言動や表情に出ていたからなんだと気付いた。自分の感情を優先して、我慢せずに自分の思いを言葉にした方が、相手にも悪い気をさせないことが実感できた。そして、自分の気持ちを優先できたことで気分がとても晴れ、ストレスがなくなることに加え、自己表現をする自信が少しついた。自分の感情をもっともっと優先して、自分を大事に愛してあげたい。

  • 最近我慢ばかりしててギスギスしてるな〜と思って借りてみた。
    私が他者中心であるのは全くもって間違いない。
    ないけど、思いやりがあるってこととどう違うの?とも思う。
    違うんだろうけど。
    自分中心でありながら思いやりがある人、というイメージが湧かない。
    だってこんな自分中心の人ばかりになったら世の中どうなっちゃうんだろう?
    みんながみんな、自分を大事に、自分だけを大事にしたら。
    ストレスフリーな素晴らしい世界が待っているんだろうか?

    修行が足りなくて、今ひとつ納得感に欠けるけど、私を救ってくれる道はここにあるような気がするので、色々読んでみたいとおもいます。

  • う~ん、ついうっかり読んでしまった。。

    望ましくない行動習慣や繰り返す悩みの根本にあるのは
    大抵の場合「恐れ」である、というのは
    心理学系の本を読めばよく書いてあるし、
    自分の身にひきつけて考えても、
    そうだよなあと思う。

    でも、本を読んだり人から指摘されたりしただけで
    そっかぁ!と納得して消えるような恐れなら、
    最初から誰も悩んでないんじゃないだろうか?

    頭ではわかっていても消えない。
    意識してもいない時、自分ではきちんと理解しているつもりでも、
    潜在意識下で自分の足を止めさせる。

    そういうのが、問題の根源となる「恐れ」なのじゃないだろうか。

    そういうものがあることに気づくのが前進への第一歩、
    ということはよくよくわかった上で、
    読後の第一声としてはどうしても
    「そんなの、コレ読んだって解決しないよ!」と
    言いたくなってしまった。

    人を癒すのって、本当に難しい。

  • NLPを、めっちゃわかりやすく書いてる感じ。

  • 認知行動療法をとてもゆるーくやさしくした内容って感じでしたね。
    相手に言われたことを、ゆがんで受け止めてしまって、
    「責められた」「だから私はだめだ」という思考にずるずるはまっていくこと、ひゅーっとらくになりました。
    あるあるある、私もそういうこと。

    自分の感情や気持ちにそって行動すること、なかなかむずかしいけど、
    そうやって自分を大切にすることが、結果的にまわりも大切にすることなんだなあと。

    元気出ましたよ。

  • ★自分を大切にする
    ★自分の好きな事をやる
    ★相手の顔色を伺わない

  • 凄く共感できます。この方の書く書籍が好きです。

  •  文字が大きく、すぐ読める。
     一番伝えたいことは、「他人はどう思っているのだろう」と考え、他人の考えや社会の規範の通りに我慢しようとする「他人型思考」から、「他人が何を考えていても私にはそれに従わない自由がある。私は何がしたいんだろう」と考え、自分の考えを最優先する「自分型思考」へと変えよう、ということだと思われる。

  • 自分を傷つけないために自分から行動する。向き合ってくれない相手を大事にするより自分を大切に。自分から能動的に動いたほうが誇りを持つことができる。自分の満足は自分で手に入れる。

  • 自分中心、もっと自分自身の内面と向き合って自分の感情や考えていること、思いに気づきましょう、ということですね。単なる自己チューとの切り分けが難しそうですが、”アサーティブ”の概念に近いのかな?自分ではなく相手に意識が向きすぎているときにはこういった考え方に気づけるとよいかもしれません。
    自分の場合は、相手というよりも、失敗したら、うまくいかなかったらという想像、というより妄想が勝手にどんどん膨らみ結果が怖くなり身動きすることをしなくなってしまう、というパターンが多いのですが、この本にはその解決の糸口を見つけることができませんでした。

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著者プロフィール

医療ジャーナリスト、心理カウンセラー。「自分中心心理学」を提唱しメンタルケア分野の本を著している。「自分中心心理学 オールイズワン」代表。國學院大學経済学部卒業。日本カウンセリング学会会員。著書多数。

「2020年 『「また断れなかった…」がなくなる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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