作品紹介・あらすじ
テレビでおなじみ、"血管の名医"が徹底伝授。血管若返りを実現するお手軽!生活習慣改善法。
感想・レビュー・書評
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* 脳卒中や心筋梗塞など血管の病気は、昨日まで健康だった人に突然死を引き起こすのが怖いところ。〈血管の名医〉が、誰でもすぐに実践できる手軽で具体的な予防ノウハウを多数紹介! 読者の血管の状態をよくし、早死にや急死を防いで健康長寿を実現させます! *
「血管力を上げる正しい生活習慣」をわかりやすく解説してある、正統派の健康本です。「朝ジュース+昼サラダ」でコーヒーブレイク時の糖質枠を空けておく、「夕食後のその場足踏み運動」で血糖を燃焼させる、「気が付いたらドローイン」でお腹凹まし生活を送る、などなど、目新しさはないものの、手軽に実践できる具体案が盛りだくさん。ビーマル1は初めて聞いたけど、ちょっと意識して組み込んでみたい。
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亜麻仁油をとって、軽い運動をし、適量のお酒をたしなみ、食べ過ぎない生活!
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グリーンランドの南部沿岸部で昔ながらの狩猟生活を営むイヌイット族。野菜や果物をほとんど食べないにもかかわらず心臓病が極端に少ない。食事の多くが魚介類やオットセイで、EPAやDHAなどのN-3系の脂肪酸を多く摂取していることが要因とみられている。加えてイヌイット族の食事は、穀類もほとんど摂っていないため、糖質制限食ともなっている。そういえば原始時代は狩猟生活。植物性が体にイイというのは全くの幻想。血管には、N-3系脂肪酸。来年の健康診断を楽しみに張り切ってアマ二油をとっていきたい。
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血管力を高めておかないと、脳卒中、心筋梗塞などに襲われて、突然命を失う、もしくは、身体に障害が残ってしまう。やはり、血管を強くするためには、n-3系の脂を取ること、野菜をたっぷり取ること、テレビを見ながら5分のながら運動をしていくなど、睡眠不足にならず、禁煙する、など生活習慣について、細かにチューニングすることで、改善されていくと著者の主張は、否定できるものは全くありません。
やはり、メタボを予防するようなライフスタイルは、血管を強くすることは間違いないと実感しました。
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血管を強くするといっても、とりたてて斬新な方法があるわけではなく、腹7分目、野菜とn-3(オメガ3)系の油、減塩とバランスの良い食事、禁煙、適度な飲酒、軽い運動、睡眠、口腔ケアなどと健康チェック、血圧、血糖、体重のコントロールが主な内容。それはそうかとも思うが、しっかり管理しようと決心をするほどの後押しはなかった。
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著者プロフィール
1962年東京都生まれ。東京医科大学医学部卒業後、同大学病院第二内科に入局。血圧と動脈硬化について研究。97年、池谷医院理事長兼院長に就任。専門は内科・循環器科。現在も臨床現場に立つ。東京医科大学循環器内科客員講師、日本内科学会認定総合内科専門医、日本循環器学会循環器専門医。血管、血液、心臓などの循環器系のエキスパートとして、数々のテレビや、雑誌、新聞、講演など多方面で活躍中。わかりやすい説明と明るく真摯な人柄が世代や性別、職業を問わず広く熱く支持されている。
「2023年 『血管の老化は「足」で止められた』 で使われていた紹介文から引用しています。」
池谷敏郎の作品