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- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799102770
作品紹介・あらすじ
漢字のつかい方が今よりはるかに自由だった時代の名作に登場する漢字は現代人が読めないものばかり。明治の文豪たちが奔放につづった、ユニークすぎる漢字表記に"たっぷり、どっぷり"つかる全二百問。
感想・レビュー・書評
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「驀地」などは全く読めなかった。
(まっしぐら)
明治、大正にはやはり時代の変革期ということもあり、外来語をいかに表記し理解しようという足掻きも感じられつつ、その字の由来も多少なりとも知ることができる。
それが現代には死滅しているものが大半であるも、色づき具合が残存している言葉もあることが窺い知れる。
名作を少し読みたくなるのもその効用か。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読めそうで読めない!でも勉強になって面白かったです。
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漱石、鴎外、一葉、藤村、荷風・・・・・・・。名前だけは知っている文豪たちの原文から興趣漂う難読漢字を抜粋。明治の雰囲気を感じながら当時の世相にも心を添わせることができる。時代とともに言辞が変わりゆく不思議と驚きと面白さをあらためて実感。各章では文豪たちの作品について簡単な紹介もされている。難読漢字を通して読書欲も頗る喚起された。
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