- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799103074
作品紹介・あらすじ
時間の「整理」「整頓」で、ムダな仕事が激減。必要なことに集中して取り組める!チームを率いるリーダーが「指導力・リーダーシップ」よりも大事にしていること。リーダーの仕事が俄然ラクになる「タイムマネジメント」の極意30。
感想・レビュー・書評
-
納期を決めるだけではなく、
開始日また初動で取り掛かる業務を詳細にして
おく事の大事さを再確認。
夏休みの宿題症候群を早く卒業したい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「時間に対するシビアさ」はリーダーにとっての全ての前提となる物。
リーダーにとって成果とは「客に喜んでもらう事」「自分とチームを食わせる事」その為には、「客に喜んで貰える事」を「上手くやる事」が必要。
お金は取り戻せるが、時間は取り戻せない。
★時間を記録し、時間を整理し、時間を整頓する
時間の整頓とは「必要な事に必要な時間を割けるようにする事」
★「自由に使える時間」を割り出す。
①まとまった時間を必要とするもの
・0から1を生み出す仕事
・未来を考える仕事
・人に伝える仕事
②場を共有しないとできないもの
・暗黙知を伝える仕事
→山本五十六「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」
・創発を起こす仕事
・コンセンサス(合意)を取る仕事
③細切れの時間でできるもの
★メンバーと目的と目標を共有していたら、次に何をするべきか自分で考えられる。
★仕事の「ファンクション」=目的(機能・便益)を考える
★アポは出来るだけ特定の日に集中させた方がコントロールしやすい。自分のスケジュールを公開
★会議が長くなるのは説教が入ったり、価値観の違いの議論になるから。常に議論のポイントは何か?何が問題なのか?問いかけるようにする。
★どんな仕事も「プロセスの設計」から始める。何から手をつけて、どれ位の時間でどれ位頑張ればいいのかが分かれば始められる。
★バッファ(余裕)を無駄に消費しない。「学生症候群」「パーキンソンの法則」
バッファとギリギリ時間を分けて考える。
★会社・上司を顧客と思え。身内だと思うから甘えが出る。仕事の目的は何か常に考える。
★「思い込み」「我」から抜け出す2つの方法
①顧客に指摘してもらう②ロジカルに考える
★3つの価値基準に基づいて行動する
①製品のリーダーシップ②優れた業務活動③顧客との親密性//「〇〇だから」がその人、チームの売り。選ばれる理由。
=①最先端の知識、スキル②安定して早い仕事ぶり③融通が利く臨機応変さ、人当たりの良さ
=ライバルが出来なくて自分には出来る事
★抽象化とは本質を抜き出す事。抽象化すると個別ケースを他ケースへ適用させることができる。
★参考文献
『考える技術・書く技術』バーバラ ミント
『問題解決プロフェッショナル』斎藤嘉則
『ワンランク上の問題解決の技術』横田尚哉
『アナロジー思考』細谷功 -
時間を記録し、整理し、整頓する
価値は価格/コスト✖️機能/価格
つまりコストを下げるか、価格を上げるか、機能を高めるかのどれか。
タスクについてはバッファの費消率をみれば納期どうりにいくかどうかがわかる。
リーダーはチームという会社の社長であり、気まぐれな顧客(上司・会社)に喜んでもらい、自分とチームを食わせていくことが仕事。そう考えたとき、必要となるのがマーケティング発想で仕事をするということなのです。
チームにおけるポジショニングを決める。
〇〇だから、の部分を作る。
顧客のしてん、できることの視点、競合の視点からわらわれはどこを狙うべきかを決める。
特にライバルができなくて自分たちができることは何かを見出すべき。
PDCAも大事だかほの前に
SEEとTHINKあるがままをみて考えるプロセスも必要 -
内容的には、ビジネス書に限りなく近いが、具体的かつ、担当者→リーダーへの変化を迎えるという時期的なマッチングがあり、とてもためになった。
-
仕事の価値を上げるためには得られる成果を上げるか、コストを下げるかである。コストを下げる方法としていかに時間効率をあげるかを考えたときの、チームとして時間のムダをゼロにする方法やマーケティングのセオリーが書かれている。