しっかり!まとまった!文章を書く

著者 :
  • すばる舎
3.45
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本棚登録 : 134
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799104279

感想・レビュー・書評

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  • 一部にビジネス文章も含まれてどっちつかずな印象もあるが、基本的にもの書き向けの本。

    主に文章に詰まる人や「書いたは良いけど今ひとつだ」と感じている人に向けた内容。
    たった数文字の文章が二百文字程度まで膨らむ様は爽快感すらある。

    重要な要素は、1つはすごく単純で、いわゆる「5W1H」。特に「Why」をとことん掘り下げる。
    もう1つは、自分が当然と思っている事を第三者が分かるように書くように注意する事。

    小学校の読書感想文なんかにも使えそう。

    第三章までは良いのだが、第四章からものすごい長文がいきなり登場してきて、「んんんん?」となりながら読んだ。

  • 自分ことなのに作文などの文章が2行しか書けない…そのような経験は誰にでもある。

    書く経験を積まないと、文章を書く能力が向上しない。

    しかしながら、チョットしたコツをしっているかどうかで伝わる文章が書けるかどうかが劇的に違ってくる。

    そのチョットしたコツをレクチャーしてくれるのが朝日新聞編集担当補佐でもある著者による本。

    言ってみれば、日々文章を読んでいる仕事をしている文章のプロ。

    5W1Hを意識して書くことで、単純すぎる一文すら詳細に書けるし、文字数だって200~300文字は簡単に増やせる。

    詳細には無味無臭な一文では表現できなかった『彩り』も出てくることでしょう。

    そうすれば細分化させた彩りからも、新たな展開だって思いつくことがあるし、書きたい文章が止まらなくなってくるのではないか?

    あっという間に長文の出来上がりである。

    あとは不要な文章を削除したり
    あとは意味が重複している箇所をまとめる編集作業と…。

    ※このレビューはポイントを意識しただけで、何気なく書きはじめた文章です。

著者プロフィール

前田安正(まえだ・やすまさ)

未來交創株式会社代表取締役。文筆家。文章コンサルタント。
早稲田大学卒業、朝日新聞社入社。校閲部、整理部、用語幹事、東京本社校閲センター長、編集担当補佐兼経営企画担当補佐などを歴任。本紙上に漢字・日本語などに関するコラム・エッセイを十数年執筆。
「文章の書き方・直し方」など、多くの企業・自治体の広報文・ニュースリリースのコンサルティングや研修を担当している。大学のキャリアセミナーにも多数出講。
主な著書に、『マジ文章書けないんだけど』(大和書房)、『きっちり!恥ずかしくない!文章が書ける』(すばる舎)、『3行しか書けない人のための文章教室』『ヤバいほど日本語知らないんだけど』(以上、朝日新聞出版)、『ほめ本』(ぱる出版)、『使える!用字用語辞典』(共著・三省堂)など、文章作法、ことばに関する書籍は累計30万部を超えている。

「2022年 『「残念な文章」が明らかによくなる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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