ビジネス×数学＝最強

著者 : 永野裕之

• すばる舎 (2015年6月9日発売)

作品紹介・あらすじ

論理的思考がビジネスや人生の悩みを解決!新規店のコンセプト戦略から、残念な会議の効率化、ビールは売上の季節変動、満足度アンケートのデータ分析、はては転職先の選択や夢の叶え方にいたるまで、数学が"ばっちり・ばっさり"答えます。

感想・レビュー・書評

[schumaさんの感想 · 2023年4月30日]

具体例が多く分かりやすい。新入社員が読むのに良いと思う。、

[河口彰吾さんの感想 · 2021年3月18日]

数学の理論をビジネスに当てはめると？という、無意識を意識的にさせてくれる本でした。
納得はしましたが、実際の現場で発揮する際に活かされるものだと思うので、その場が来るまで温めておきます。

[鳥取看護大学6期生・鳥取短期大学50回生（2020年度）ブックリストさんの感想 · 2020年3月11日]

三沢英貴先生　おすすめ
32【教養】410.7-N

[イクさんの感想 · 2019年9月7日]

日頃データを扱っているが、あらためて、自信を持って仕事が出来ると感じられた。とても良い本

[mapleさんの感想 · 2019年6月12日]

数字と論理力について入門的に書かれた一冊。
難しくないが、自分の論理思考と数字のアプローチについて確認できる本

[sazanamiさんの感想 · 2018年12月30日]

ビジネス
数学

[tikitakayさんの感想 · 2018年8月17日]

なぜ算数や数学を今までやってきたのか、分かった気がした。

すごく爽快な気分になり、この本と出会えて良かったと感じた。


出会いは2年前ほどで現在は書店には置いていないため、買っておけばよかったと後悔していた一冊だったが…

最近、たまたまブックオフで目に入ってきた時は運命を感じたものでした笑


突然ですが、本書の問題を1つ取り上げます。

「この箱の中に2枚の紙切れを入れた。

片方には『生』、もう一方には『死』と書いてある。

この中から一枚選べ。

その結果次第で生かすか殺すか決める。

（実は2枚とも『死』で、解答者はそれに気づいているとする。）」

Q、この場合どうすれば助かるでしょう？











A、1枚紙を取り、残った紙が『死』であるならば、私が取った紙は『生』だ、と証明する。


多くの人は、「そういうことか！」と

納得するだろう。

（実は、これは数学の背理法を使ったものである。）

※背理法についてはググってください。


このように、数学を用いて様々な事柄を説明しているのだが、

本書は順を追って分かりやすく説明しており、

かつ、公式や難しい計算を活用することはほとんどないため、読み進めやすい一冊となっている。



長くなったが、最後に一言。

「数学で学ぶ方程式や関数、ベクトル、数列

などはある能力を磨くための材料でしかない。

その能力とは【未知の問題を解く力】である。」

[けけんけんさんの感想 · 2016年12月25日]

・買うか買わないかを決める約3～7秒の1番目の瞬間「First moment of truth;FMOT」
・商品を実際に使った消費者が次回も同じものを買うか決める「Second moment of truth;SMOT」
・P&GではそれぞれのMOTについて専門の部署を置き、他社に対する優位性を生み出すことに徹底的に注力した。

[painleveさんの感想 · 2015年12月3日]

ビジネスでの諸問題を数学的に考えられるか。
読むと比較的自然な考え方であり、少し物足りなさを感じたが、サラリと読むことができた。

[吉田ふみんさんの感想 · 2015年10月22日]

例題が全部ビジネスよりなので入りやすい。学生の頃はこんな風に活用することを想像できなかったなぁ…今から学んだほうが入りそう。

著者プロフィール

1974年、東京都生まれ。永野数学塾塾長。東京大学理学部地球惑星物理学科卒業。同大大学院宇宙科学研究所（現JAXA）中退後、ウィーン国立音楽大学（指揮科）への留学。副指揮を務めた二期会公演が文化庁芸術祭大賞を受賞。わかりやすく熱のこもった指導ぶりがメディアでも紹介され、話題を呼んでいる。著書に『とてつもない数学』（ダイヤモンド社）、『ふたたびの高校数学』（すばる舎）、『教養としての「数学Ⅰ・A」』（NHK出版新書）など。

「2023年 『大人のための「中学受験算数」』 で使われていた紹介文から引用しています。」