お坊さんが教えるこころが整う掃除の本 (お坊さんに学ぶシリーズ)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2011年12月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799310960
感想・レビュー・書評
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掃除をする時の心構えが違ってくる気がします。運が良くなるといいなあとか、臨時収入があるといいなあとか、煩悩だらけで掃除してましたが、そもそもはそういった煩悩を振り払うために心の掃除もするわけですね。
ゴミ箱を護美箱って書くことになんだか感動しました。
朝早く起きて掃除をし、夜寝る前に片づけをする。その日にできることはその日中に終わらせ、次の日に持ち越さない。モノや道具や水をも大切にし、謙虚な心で掃除を続ける。
まずは換気をしましょうとか、トイレや玄関は特に綺麗にしましょうとか、いろいろな掃除や風水の本に書かれていることがやはりかかれていました。納得。
前後際断(過去のことを悔やむことなく、未来のことを案ずることなく、一日一日を精一杯、悔いが残らないよう全力を尽くす)という考え方が一番心に残りました。 -
季節を感じるのはいいことだ。
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掃除をやる気になった!
洗濯もためないでなるべく毎日。 -
20140204読了
著者は浄土真宗の僧侶、1979年生まれ。お坊さんが、こんなふうに修行(掃除)しているということがわかる本。家の掃除もこんな心構えで臨めば徳が積めるような気がした。●欧州では生徒が学校を掃除しない。学校で必ず掃除の時間が組みこまれて生徒が一斉に掃除する慣習は日本独自なのかと気がついた。掃除が単なる「汚れを落とす」行為ではなく、「こころの内面を磨く」ことにつながるという考えかたは違和感なくうなずける。この根本は仏教由来。学校教育にも仏教が溶け込んでいる国で育っているから、意識はせずとも自分はやっぱり仏教徒のはしくれなんだなと思った。●お寺の掃除はチームワーク。全体を把握した上で、自分が果たすべき役割を考えて役割をつくっていく。●お寺のトイレ掃除は少なくとも朝夜の2回。永平寺のトイレの床は寝転べるくらい綺麗なのだそう。●掃除のヒントいろいろ。ガラス磨きには新聞紙!こんどやってみよう。 -
この本を読んでやっと求めていた掃除本に出会ったと感動した。
掃除をするのは自分の心も清めること。
掃除自体が修行とする禅宗のお坊さんの本。
曹洞宗では特に、トイレ掃除を大切にする。裸足.素手で行う。
食べ終わったと同時に台所が片付くように工夫。
持ちものは最低限で大事に使う
庭仕事も大事に。 -
当たり前のことを当たり前にできたら、誰も苦労はしない。
道元 -
心構えが参考になった
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ハマっちゃってるお掃除関連の本。以前読んだそうじ力の本のチカラを感じたので、別の方向からも掃除を学ぼうと図書館で借りた。
ごみ箱を、『護美箱』と書いたイラストを見て衝撃を受ける。
物に対する感謝の念も日々忘れているけど、掃除を惰性でするんではなく有難い気持ちの延長線上で実行するコトによって、自分の周りの恵みにも気づくことが出来ると思った。 -
うん。お坊さんにはなれないな…