星が岡のチンパンジー

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 68
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799311264

作品紹介・あらすじ

小さなお店の経営から、大きな会社の販売、営業、商品開発、広報、プレゼン、あなた自身のパーソナルブランディングまで、ストーリーと解説、ワークシートで世界一"やさしい"マーケティングの教科書。

感想・レビュー・書評

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  • 先日、魔法のマーケティングのセミナーを拝聴した、川上さんの一冊。
    エビカツでお世話になっている青木さんからお借りしました、感謝。

    端的に言えば「マーケティングの基礎」、となるのでしょうが、
    ストーリーを持たせながらうまく誘導しているので、非常にわかりやすく。

    お客様目線はやはり、大事だなぁ、、とあらためて。

    そして「志」「差別化」「エピソード」で表現される三本の矢、
    自分自身を見つめ直し再構築するのには、避けては通れないと痛感しました。

    で、実は本日に、生で「三本の矢」の実践セミナーも拝聴できる予定でしたが、、
    こういう時に限って頼まれ業務が立て込んで、泣く泣くキャンセルでした。

    もうちょっとスケジューリングできるようにしないと、あらためて。
    今年はやはり、いろいろと考えないとかなぁ、、なんて。

  • ストーリーブランディングとは、お店、会社、商品が本来持っている価値を人の心が動くように、分かりやすく見えるか化すること
    ブランディングとは、商品力、ことば、ビジュアルの要素
    周りの人々が共感できるようなメッセージを発信していること、そしてその行動を応援したくなるような人材が求められている
    志、差別化、エピソード

  • 意外に良かった。

  • ブランディングの寓話。
    自分自身のストーリーを持つ。ブランディングはing現在進行形、常にイメージする。
    ストーリーブランディングは「志」「差別化」「エピソード」の流れで、それぞれリンクさせることを忘れない。

  • ストーリー仕立てのマーケティングの本。短いですが分かりやすくまとまっているように思います。
    価格ではない価値を「お客様目線」、「お店のストーリー」で生み出して差別化を図る…重要なテーマになるのではないでしょうか?

  • 小説風に仕立ててマーケティング理論を説明する流行りの本なのかと思ってましたが、ドキドキハラハラのストーリーで読み易く、ストーリーブランディングについても分かり易く書かれています。巻末にワークシートが付いているので、ストーリーブランディングを実践できるオススメの一冊です。

  • 読みやすく1時間あれば読める。この本そのものがストーリーの黄金律にそっているので、すんなり共感して入ってくる。からの自分の会社、自分のストーリーブランディングしようよという本。ストーリーは伝わり心に残る強いもの。

  • 物語り形式でわかりやすく、ブランディングについて述べられている。難解なマーケティングの本を読むより、この本を読んだ方がわかりやすい。

  • ブランディングを小説仕立てで分かりやすく、そして、面白かった。ブランディングには3つのポイントがあると書かれている。
    1) ”志”のストーリー
    2) ”差別化”のストーリー
    3) ”エピソード”のストーリー
    品質、機能や価格で差別化できない昨今、その製品やサービスの持つ共感性や意外性、面白さ、それらを求めて商品を買う。そして、ストーリーには、それを売る人自身の思いや、熱意も込められていると思う。熱意という意味では、農林水産業の生産者や飲食業はその思いを直接、消費者に届けられるという意味で、とても恵まれている(と考えることができる)し、やりがいのある仕事に思った。

  • やっとの思いで夢だった食堂を始めたものの、大手レストランとの競争の中で騙されて失敗し、一度はあきらめかけたけど、大切なことに気づいてやり直し、成功するという気持ちいいストーリーでした。

    「レストラン」という言葉には、「元気を回復させる」という意味があるので、小さな食堂だけどレストランと名付けたあたりがクライマックスの感動的なくだりでした。

    小さなお店や会社は大きなところと同じ土俵で勝負しても勝ち目がないということを教えてくれるビジネス書です。

    価格で勝負しても勝ち目がないということは当たり前のように日々思いますが、品質でも勝負すべきではないということが、当たり前のようで目からうろこが落ちたような気持ちでした。

    では何で勝負するか、この本では「ストーリー・ブランディング」と呼ぶ、以下のことと教えてくれました。



    差別化

    エピソード

    のそれぞれのストーリーをリンクさせる。

    私の理解では、

    自分の店で、誰にどのような幸せを提供するのかを明確に定義して、それにこだわった取組みを継続する。
    そしてそこにノンフィクションのストーリーを付加する。

    ということです。

    もっと簡単に言うと、本の中にもあったのですが、

    「ぼくの店にしかできないことをすればいい」です。

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著者プロフィール

コピーライター。湘南ストーリーブランディング研究所代表。
大阪大学人間科学部卒業後、大手広告代理店勤務を経て独立。数多くの企業の広告制作に携わる。東京コピーライターズクラブ(TCC)新人賞、フジサンケイグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ACC賞など受賞歴多数。特に企業や団体の「理念」を一行に凝縮して旗印として掲げる「川上コピー」が得意分野。「物語」の持つ力をマーケティングに取り入れた「ストーリーブランディング」という独自の手法を開発した第一人者として知られる。現在は、広告制作にとどまらず、さまざまな企業・団体・自治体などのブランディングや研修のサポート、広告・広報アドバイザーなどもつとめる。著書は『物を売るバカ』『1行バカ売れ』『コト消費の嘘』(いずれも角川新書)、『キャッチコピー力の基本』(日本実業出版社)、『江戸式マーケ』(文藝春秋)など多数。海外においても「ストーリーブランディング」をテーマにした本がベストセラーになっている。

「2023年 『ストーリーブランディング100の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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