人間関係をしなやかにする たったひとつのルール はじめての選択理論

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
4.02
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感想 : 96
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799312650

作品紹介・あらすじ

「劇的に人間関係がよくなる! 」「人生がラクになる! !」
世界62カ国で学ばれる注目の心理学・日本初の一般入門書

感想・レビュー・書評

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  • 前々から興味のあった選択理論。
    ようやく読むことが出来ました。

    本家の選択理論の本はちょっと手を出しにくい人でも、
    気軽に選択理論のエッセンスを学ぶことができます。
    時間のない人にはぴったりの本です。

    自分が良かれと思っていることにも、
    相手をコントロールしようとしている意思が潜んでいるというくだりには、
    多くの人がドキっとさせられるはずです。


    部下の教育を担当していたり、子育てをしている人は、
    たくさんの学びがあると思います。

  • 「選択理論」の考え方が面白い。確かに誰かをコントロールしようとすると(そして誰かからコントロールされそうになると)、人間関係に一定の距離感が生じるし、自分の思い通りにならないと強いストレスを感じて悪循環に陥る。本書では自動車の前輪(行為・思考)と後輪(感情・生理反応)に例え、事象をどう捉えるか「選択」することで結局ブーメランになってることが解り易く説明されている。事実と真実は違うし、同じ物事でも捉え方は様々だが、結構難易度は高いものの選択理論を意識し実践することで人間関係はずいぶんと景色が変わるように思う。

  • 選択理論は「人は自分で自分の行動を選択している」と考える心理学。
    みんな自分で行動を選択するので、たとえ我が子であってもコントロールできないと考える。
    我が子に期待するのはいいが、言った通りに行動してほしいと期待してはいけない。

    引きこもり児の親として、いろいろ気付きがあった。
    「引きこもり」を選択する目的は、親(僕)をコントロールすることかもしれない。
    自分が「引きこもり」を選択していると気付けば抜け出せると思う。
    でも今は反発するので、関係を悪化させないよう自分(僕)は穏やかに過ごし、助けが必要になるまで信頼して待とう。

  • 人間関係を良くするためのコツがわかりやすく書かれている本でした。
    人間関係を悪くするための7つの習慣は「門おせば悲報が」(もん:文句を言う、お:脅す、せ:責める、ば:罰を与える、ひ:批判をする、ほう:褒美で釣る、が:ガミガミ言う)と覚えれば良く、人間関係を良くするための7つの習慣は「耳は尊く内は紳士」(みみ:耳を傾ける、は:励ます、尊く:尊敬する、う:受け入れる、ちは:違いを交渉する、しん:信頼する、し:支援する)で覚えればよいというのも分かりやすかったです。
    これを意識して人間関係を良くしていきます。

  • 「他人の欲求充足の邪魔をしないで自分の欲求を満たすこと」

    他者への接し方はもちろん、他者と接する自分をどう点検すべきかという部分まで、ひとつの基本原則で説明できるのは、非常に筋が通って分かりやすかった。
    社会のために、自分を幸福に保つ責任がある、という観点は目から鱗の感。自分のことは後回し、と棚に置く作業は、責任の放棄だと。
    自分の欲求を正しく充足している人間こそ、魅力的で社会に良い影響を与える人、というのは大いに納得できたし、それでいて今まで正しく意味が理解できていなかった自分にも気付かされた。

    この本一冊で導入から実践まで幅広い内容が網羅されていて、今すぐ取り入れられる点ばかり。選択理論そのものにも興味が湧いた。

  • 他人は変えられないけど自分は変えられるという
    考え方に基づいた心理学の本。
    おもに人間関係に対する考え方の提案がメインです。
    人間の欲求を5つに分類して
    それぞれの欲求とうまく付き合う方法が
    詳しくかかれているところがとても役に立ったし、
    自分がどの欲求が強いかも知ることができる
    簡単なテストがついているのがよかった。

  • 本の帯の「もう自分をすり減らさない!」という言葉に惹かれて手に取った。
    他人をコントロールすることはできない、という考え方、
    自分の感情をコントロールするのは行動である、ということが分かりやすく書いてあった。

  • より良い生き方を選択するための心理学、「選択理論」の概念を、逆の状態「外的コントロール」と対比しながらわかりやすく説明。

    【学んだ点】
    ■外的コントロール(自分が正しい、相手をなんとかしたい)を使っても効果はなく、人間関係は悪化する。

    ■自分が相手に望むこと、期待する事は別に外的コントロールではない。リクエストすればよい。リクエストというのは、こちらの期待は伝えるけれど、その答えは相手が決定してよい、というルール。

    ■自分を変えるには、行動を変える、願望を変える、見方を変えることが効果的

    ■スルー力:他人や状況に振り回されない力をつける

    ■自分の機嫌に責任を持つ

  • 【☆5:人間関係をしなやかにするたったひとつのルール】
    (概要)
    まず、ひとつの質問について考えてみてください。
    「あなたは今日、何をするつもりですか?」

    答えは人それぞれでしょう。
    でも1つ言えることは、(意識・無意識はともかく)あなたは自分の行動を自分で選択しているということです。

    選択の繰り返しがあなたを形作る。
    これが選択理論です。

    選択理論で大事なことは、「あなたが選択できるのはあなた自身のことだけ」ということです。
    他人のことを選択したり、変えさせることは(本質的には)できません。
    でも、自分を変えたりコントロールすることは可能なのです。

    あなたは良い機嫌でいることを選択することができます。
    良い機嫌でいることで、周囲の人に良い影響を与えることも選択可能なのです。

    さて、最初の質問に、あなたは何と答えますか?


    (感想)
    自分の状態は自分で選べる。
    ならば、機嫌良く人生を楽しく過ごせる選択をしたいと思う。

  • 詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=8785

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