一目惚れの科学 (ディスカヴァー携書)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
3.21
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本棚登録 : 160
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799312810

感想・レビュー・書評

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  • 人はどうやら、シンメトリーな顔の人に魅力を感じているようです。
    深く考えた事はなかったですが、海外の研究結果を引用しながらの解説は面白いです。

    恋愛指南の本ではないく、あくまでもどういう人がモテるのか、科学的に分析しようという本です。
    なので、読み終わってわかった事は、美男美女は、健康で、良い匂いで、良い声で、キスもうまく、イチャイチャするのもうまく、恋するチャンスも多い…という事です。
    そりゃぁ、そうですよね。

    美男美女でない場合は、努力して、勇気を出して声をかけるしか道はないようです。

    つまり、恋とは、美男美女のためのものということですね。

    お後がよろしいようで!

  • HLA 遺伝子の本が読みたかったのだけど、なんとなく腑に落ちない点がいくつか。一般論が私の周りに当てはまらないだけなの?

  • 今日はポッキーの日だ!

    後輩が貸してくれた本。

    恋愛を科学的に説いており、まあ面白かった。

    けれど、「結局大事なのは顔」と言われているような気がしてならなかった。

    例えば、体臭に関して、顔が良い人の方が体臭が良いと感じる、という研究があるそうである。

    それって、やっぱ結局顔じゃん!!

    縄文人と弥生人のやつは面白かった。

    昔は寒い時代だったから、弥生人のような顔の人が好まれていたけれど、

    今は温暖化で温かいので、目がぱっちりした人の方がかっこいい、可愛いと思われるとのこと。

    それにしても、この作者はこういうことを考えて行動しているのだろうか、

    世の中の人はこんなことを考えて行動しているのだろうか、

    だとしたら怖いよな〜なんて考えてしまった。

  • 人は五感で恋をする。

    恋愛のメカニズムを科学的に分析し、恋とは何かを探っていく。

  • 買った後に、何か見た事ある名前だと思ったら、大学在学中に授業を受けていた。やや主観的な意見も散見されたが、「人はモテるために生きている」という部分は大賛成。だって次世代に種を繋ぐ事が生物学的に一番重要な事なんだから。モテなきゃでしょ、っていう。
    じゃあいつモテるのか?今でしょ!

  • タイトルにある、一目惚れについての内容ではなかったけど、まあおもしろいです。
    森川友義さんの「恋愛学」という領域はとても新鮮やし、深い部分で人間の本質を理解できるというか、へえーって思わされる部分がちょこちょこあります。
    五感で異性のことを感じ取っているということですが、人間って複雑やけど、合理的やねんなあって感心する。
    ただ、ちょっと著者は決めつけすぎるところがあるかな、というのが気になるかも。人間って、もうちょっとおおらかに考えてる部分あるんちゃうかなって思う。

著者プロフィール

群馬県出身。埼玉県立松山高等学校を経て1979年早稲田大学政治経済学部政治学科卒。1984年ボストン大学政治学修士号取得。1993年オレゴン大学国際関係修士号取得。オレゴン大学政治学博士号(Ph.D.)取得。米国アイダホ州立ルイス・クラーク大学助教(tenuretrackAssistantProfessor)、オレゴン大学認知科学研究所客員准教授(visitingAssociateProfessor)、早稲田大学国際部准教授・教授を経て、2004年より早稲田大学国際教養学部教授。メディア出演の機会が多い。

「2021年 『恋愛・結婚でうまくいっている人の5つの習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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