ノマド化する時代 (ディスカヴァー・レボリューションズ)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2013年3月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799313053
作品紹介・あらすじ
ノマドとは、本来、フラットに国を超えて移動していく人々のことである。
単なる一部のフリーランスのライフスタイルではなく、グローバル化に伴う世界の必然の帰着として、わたしたちが直面しなければならない21世紀の生き方である。
エリート層から若い起業家、単純作業ワーカーまで、すでに多くの若者が、国境を越え、ボーダレスに働いている。
本書は、グローバル時代を、ボーダレスに働く日本の若者を、アジア各国で取材。
いま、すでに起こっている新たな潮流をリアルに紹介するとともに、好むと好まざるとにかかわらず、やがて私たちの多くが直面するノマド化する時代の中でサバイブするハウツーまでをも指南する。
感想・レビュー・書評
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時間と場所にとらわれない仕事をして自分の好きな場所に暮らす生き方=ロケーション・インディペンデント。
これからはますます「どこに所属しているか?」ではなく「あなたはなにができるか?」が大切な時代になってきます。
今自分が準備できることはなにか?考えてロケーション・インディペンデントを目指していきたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あなたがどこにいるかではなく、何が出来るか?行き過ぎた市場原理主義と破壊的なITの発展によって、生きること・働くことに対する新しく生まれた潮流。視野を広げるという意味で読んでおいて損はないと思います。
そもそも、政府よりも企業。企業よりも銀行、が世の中を動かしているわけですから、国の括りはもはや…と実感を深めた次第です。 -
国内で普通に育ってきた自分にとっては、そんな働き方があるのか、そんな生き方があるのかと驚きが大きかった。
これからの時代生き残っていくことへの不安を感じるとともに、もっと広い視野で人生を考えてみてもいいんじゃないかと思う。 -
巷で言われるノマドワーカーというものではなく、もっと広くノマド化を論じた本。自分の中ではレイヤー化する世界と並んで好きな本。
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個人と国家の関係においても個人はノマドを強いられる時代が来ると啓発する本。
この本で言うノマドとは、最近流行りのフリーランスワーカーのことではなく、世界を自由に移動する働き手たちのことだ。
今後、世界の人々は否が応でもノマド化していく――という、ジャック・アタリの著書『21世紀の歴史』で書かれている未来予想をベースに議論は進んでいく。最初は突拍子もない予想のようにも思えたが、その前兆は既に起き始めている。世界的なスポーツ選手の中には国籍を変える人もいる、という事実は、既に知っていたものの、その意味するところを悟っていなかったと気付かされた。
そして、既にノマドとして海外に“引っ越した”日本人のインタビューを読んで、(自分も含め)現代日本人の視野が如何に狭いかを痛感した。
これからの激動の時代をサバイブするために必読の書。 -
ビジネス
社会 -
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誰もがノマド。ハイパーノマド以外は大変なご時世。もはや定住生活はあり得ないのか?
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これからのキャリアを考えさせれる1冊。
組織に属するのではなく、個人としてこれからどのように活躍して行けるのか。ノマド、なりたいなあ