最上級のライフスタイル (加藤ゑみ子の上質な暮らしシリーズ)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2013年4月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799313190
作品紹介・あらすじ
そろそろ、節約や合理主義に、息苦しくなってきませんか?美しさに徹底的にこだわった暮らし方を始めてみませんか?最上級の美とそれにともなう最上級の行為に満ちた美しい生活にご招待いたしましょう。
感想・レビュー・書評
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自然から学び自然から培った日本人特有の美意識。自然に対する敬意が長い時間をかけて日本人のお行儀の良さ。感謝の気持ちと和の精神。世界に類をみない崇高な精神性である。自然に逆らわず自然とつながり一体化した美しさ。日本人の感性が自然と調和しながら生んだ最上級の生活様式。美しい装い。著者はセレブではないと謙遜するが、どこをどう切り取ってもセレブ。エレガントな生き方に心酔した。
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『お嬢さまことば速修講座』の著者・加藤ゑみ子氏の著書。
『もっと素敵な良質生活』(2000年)、『上質生活』(2006年)、『無駄なく、豊かに、美しく生きる30のこと』(2011年)
これらは、心が安らぐ、シンプルで、質の良い暮らしの「例(れい)」の紹介であり、私には、良書でした。
しかし、こちら『最上級のライフスタイル』は、テーマが壮大過ぎたようです。
「名門ホテルでの滞在型の休暇、クルージング、オークション、宝飾、手袋等」など、欧米の上流階級に属する方々の暮らしを紹介する程度では、多様化した価値観の「最上級」に位置する「何か」の導きにはなりえません。
欧米では無く、江戸時代から太平洋戦争前にかけての日本にも、物ではなく、精神の豊かさを求める生活があった筈です。むしろ、シンプルさや美しさにかけては、日本のほうが勝っているコトやモノも少なくないでしょう。
「禅」「ミニマリズム」「用の美」などのキーワードから、定評ある他書を検索したほうが、良書に行き当たる確率が高まると思います。 -
さすがは加藤えみこさん。
引くくらいゴージャスな別世界の話すぎて、実用的ではなかったです。
こんな生活ができる加藤さんの収入源が気になります。実家かご主人がよほどの資産家なのでしょうか?
一般庶民にはセレブの世界はわからないので、この本を通して少し垣間見ることができました。そういう意味では参考になったのかな?
「最上級の美しい生活行為」と「美しい装い」の2章で構成されています。
海外の高級ホテルで一番安い部屋を取ってはいけない、クルーズ船の旅はとびきりの豪華客船で最上クラスの部屋にする、別荘の過ごし方などと言われても庶民には次元が違いすぎて参考になりません。
世の中にはこんなきらびやかな世界があるのですね。
来世でセレブに生まれた時に参考にします。 -
読んでおいて損は無いかな。
13ホテル
最低クラスの部屋にはしない
31イタリアの温泉保養地
モンテカティーニ・テルメ
33最高の塩
61イギリスのオークションハウス
62オーストリア、パリ
65オークションのHP
71スポーツクラブは会員制で、紹介者が必要なところを
79フィンガーサンド
80イギリス紅茶各社
トワイニング、メルローズ、リッジウェー、フォートナムメイスン、キャラウェー、ジャクソン、ブルックボンド、リプトン
90国際婦人福祉協会 チャリティ
チェリーブロッサム・チャリティボール
116絹織物の種類
118、119革の種類
123 5大貴石
ダイヤ、ルぴー、佐ファイヤ、えめらるど、ぱーる
125世界五大ジュエラー
ハリー
ティファニー
ヴァンクリ
カルティエ
ブルガリ
129
海外旅行の行きには、大きいスーツケースに、中型のスーツケースを入れる。 -
取り上げられているライフスタイルが、どこか浮世離れしていて、自分は取り入れないだろうなと感じた。
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まえがきで、最上級の定義が、高価とか贅沢ではなく、美しい物であることとしていたので、楽しみに読み始めた。内面から出てくる美しさを期待したのだが、裏切られ、読むに値しない内容。残念