- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799313558
作品紹介・あらすじ
そもそも憲法は誰のためのもの?何のためのもの?いつか来た道へとつながらないか?9条改正より怖い!?自民党改正草案の罠。
感想・レビュー・書評
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自民党の改正草案を、いまの憲法と比較しながらその問題点を指摘する。
他の方の感想にもあるように、タイトルから受けるイメージほど過激な内容ではないです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
◆著者Twitter: https://twitter.com/shirakawataka
タイトルについて:
自民党が「ヤバい」憲法改正草案を出してきたから、このままだと憲法がヤバいよ、という意味かな。
憲法の本質:
国民の基本的人権(=人間であることによって当然に有している権利)を守るため、国家権力を縛ること」
3つの基本:
基本的人権の尊重・国民主権・平和主義
自民党憲法改正草案のヤバさ:
「国家権力は、何に由来するのか、なぜ正当化されるのか、何によって制約されるのか」という問いへの回答が全くないこと -
自民党が提示する改憲草案で、日本国憲法に書かれている何がどう変えられようとしているのかが俯瞰的に把握できる。
ただ、タイトルの響きほど踏み込んだ感じがなく、よく言えばソフト、悪く言えば手緩い感じ。 -
自民党がしきりに憲法改正を叫ぶが、その改正内容が実はトンデモだったら?!憲法とは、国家権力を縛るのが本質であるので、「国民が協力して互いの人権を守ろう」とか、余計なお世話であり、改正の敷居を下げるのも不必要。9条の解釈が曖昧な部分をまずは考えてみるので良いのではなかろうか。普段考えたこともない憲法の内容、とても面白く読めた。201401
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平易に書き過ぎで物足りないが勉強にはなった。