なぜ、結婚はうまくいかないのか? (ディスカヴァー携書)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 56
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799313817

作品紹介・あらすじ

そもそも、"恋愛"して"結婚"するから、"離婚"する!?「恋愛学」の著者が挑む「結婚」と「離婚」の生態。

感想・レビュー・書評

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  • 毎年70万組結婚しているのにその約1/3が将来的に破綻する。この原因を恋愛市場という考え方で分析した本。分析の仕方が新鮮で面白い。
    個人的な感想は、結婚はいいものだという結婚至上主義ではないところがとてもいい。しかし、結婚にたいしてあまりいいイメージをモテないのは事実。

  • •恋愛感情は必ず消滅する。
    •結婚は人生で1番の買い物。

    •恋愛均衡説。恋愛や結婚と言うのは、お互いの資産価値を前提にした物々交換である。自分の魅力を相手に売って、相手の魅力を買う、というのが基本です。原則的に、相手の五感的魅力や社会的条件を考慮に入れながら、相対評価して相手を買おうとします。もちろん自分も相手に売る、だから恋愛とは物々交換になるわけです。お互いがこの原則に基づいて行動しますので、行き着くところは、非常に素敵な男には非常に素敵な女が、それなりの男にはそれなりの女が、というカップルです。恋愛均衡説。

    •女は男の可能性を買い、男は女の旬を買う。結婚した時点が女の最高の瞬間。

    •男女間では交換するものは異なるものの、同性内でのステータス(年収の多寡や見かけの優劣)によって等価交換を行うことになる。

  • 毎度のように夫婦喧嘩しているから購入(笑)とにかく一度結婚したら離婚しにくようにできているってことと、恋愛感情はいつか冷めるのに、一生一緒にやっていくってことが分かった。ちょっと筆者の主観も多めの内容かな(笑)特に女性に対する目線のところは。まあ読んで楽しかった。

  • 結婚を経済的な視点を入れて(主に功利関数的な発想で)これでもかという位に冷静に書いた作品。

    読んでいて笑える。

  • お世話になってる
    仲睦まじい夫婦の家の本棚で発見。

    こういう本を2人で読み、堂々と
    感想を話し合える関係。


    それが持続する結婚の秘訣なんだな、と深く感心した。

  • 勉強になりました。

  • 著者は、結婚がうまくいっていないのだろうか?
    経済学者であるゆえに、結婚そのものを損得勘定でしかとらえることができていないように感じる。結婚生活の改善方法もテクニックに頼ったものが多く、あまり参考にはならなかった。

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著者プロフィール

群馬県出身。埼玉県立松山高等学校を経て1979年早稲田大学政治経済学部政治学科卒。1984年ボストン大学政治学修士号取得。1993年オレゴン大学国際関係修士号取得。オレゴン大学政治学博士号(Ph.D.)取得。米国アイダホ州立ルイス・クラーク大学助教(tenuretrackAssistantProfessor)、オレゴン大学認知科学研究所客員准教授(visitingAssociateProfessor)、早稲田大学国際部准教授・教授を経て、2004年より早稲田大学国際教養学部教授。メディア出演の機会が多い。

「2021年 『恋愛・結婚でうまくいっている人の5つの習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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