図解とマンガでわかるリーダーになったら最初に読む プロジェクトを成功させる技術! (マジビジPRO)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 139
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799313978

作品紹介・あらすじ

「目標を必ず達成せよ!」「納期を守れ!」「メンバーの強みを生かせ!」「利害関係を調整しろ!」こんな無理難題も解決するチームリーダー虎の巻。仕事にそのまま使えるワークシート8種テンプレート付!

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  • プロジェクトリーダーは数字だけを視るのではなく、その奥にある「人間」を視なければなりません。ここでも大切なのは、「正しさ」より「機能するかどうか」なので
    →★これは確かにそうだなぁ

    ■振り返り
    経験を資産に変える
    一度誰かが経験したことを知っておけばその分時間や労力を他のことに使える

    この経験を個人のものにしておくか、それとも会社や組織のなかで資産として残しておくかで、中長期的に組織の能力はまったく違ってきます。この能力を「オーガニゼーション・ケイパビリティ」

    ■kpt法
    「Keep(よかったこと、続けたいこと)」 「Problem(問題点、改善したいこと)」
    「Try(次に試したいこと)」"


    ・・・以下メモ・・・★は自分が思ったこと
    プロジェクトとは
    やったことがないことを計画・実行して、期限までに終わらせること
    →むずい。だから方法を知ることが大事
    独自性と有期性がある
    →やってみないと分からないという不確実性をいかに乗りこなすかがプロジェクト成功の秘訣

    ■5プロセス
    ・立ち上げ 企む
    →満たしたいニーズや解決したい問題があってそれを実現するために立ち上がる。目的を履き違えない
    ・計画 段取る
    →やったことないことをやるんだからはじめから詳細化は無理。でも計画しないと進められない。だからわかっているところまでを計画する。
    ・実行 やる
    実行あるのみ
    ・監視とコントロール 視る
    計画との比較で進んでいるか遅れているか判断し適切な対応する
    ・終結 振り返る
    きちんと振り返る

    ■やってみないと分からないに対処する3つのアプローチ
    1.不確実性そのものを小さくする
    →プロセスを設計、しっかりとした計画をたて、不明点を明らかにする
    2.衝撃に備える
    →リスクを想定して対策を立てておく
    →バッファを設定

    3.不確実性を徐々に小さくする
    →計画と実績を比較する
    →物事を早めに決める
    →変化を計画に反映させる

    三つの制約を意識をして
    何が一番大事かを考える
    ・時間
    ・資源
    ・パフォーマンス
    →トレードオフ、きゅーしーでぃー
    この三つのバランスをとりながら全体の成果を最大化すること
    →→★かつ、お客さんの期待値を満たすこと

    全て大事なのはわかっています。
    その中でも、強いて言えばより優先すべきなのはどの要素でしょうか

    ■強いて言えば何が大事か?という判断が求められる

    ■キックオフの目的
    ・プロジェクトが承認されたことを伝える
    ・プロジェクトリーダーとして認めてもらう
    ・組織としての支援を働きかける
    ・プロジェクトのビジョン、方向性を共有する

    ■人を動かすには
    相手が求める何かを提供し、こちらの欲しいものと価値の交換をする(コーエン、ブラッドフォードの影響モデル)
    ・味方になると考える
     →苦手な人であっても味方にすることができる
    ・目標を明確にする
     →自分が正しいとかは関係ない。
    ・相手の世界を理解する
     →相手の心配事を理解できてないのかも
    ・カレンシーを見つける
     →相手にとって価値のある何か
     →→組織通貨(カレンシー)
     →→日々蓄えられる
    ・関係に配慮する
     →相談して欲しい人もいるし、十分検討したい人もいる
    ・目的を見失わない
     →協力の目的はプロジェクト成功させ、成果を生み出すことにある
     →自分の立場を良くするためでも、自分の正しさを証明することでもない

    影響力の発揮を阻害する8つの壁
    ・相手を否定的に考える
    →sさん
    ・目標があいまい
    →tnさん
    ・相手の世界を理解していない
    →oさん
    ・相手が何に動くのかに気づかない
    →自分?
    ・相手の求めに応じられる自分のリソースに気づいていない
    →?
    ・相手の人間関係の経緯に配慮しない、修復しない
    →Mtmtさん
    ・価値の交換の仕方を決めない、働きかけない
    → 相手の善意に期待しすぎる自分のスタイルを曲げない
    →→★これは自分。もっと頼むべき

    プロジェクトリーダーは数字だけを視るのではなく、その奥にある「人間」を視なければなりません。ここでも大切なのは、「正しさ」より「機能するかどうか」なので
    →★これは確かにそうだなぁ

    ■振り返り
    経験を資産に変える
    一度誰かが経験したことを知っておけばその分時間や労力を他のことに使える

    この経験を個人のものにしておくか、それとも会社や組織のなかで資産として残しておくかで、中長期的に組織の能力はまったく違ってきます。この能力を「オーガニゼーション・ケイパビリティ」

    kpt法

    「Keep(よかったこと、続けたいこと)」 「Problem(問題点、改善したいこと)」
    「Try(次に試したいこと)」"

  • 各章の導入がマンガで説明は文章・図解という形式でテンポ良く読めた。
    個人的に悩んでいた対人関係のヒントも得られた。
    ステークホルダーマネジメントはまだ実務で触れたことがない所だったため、いずれ担当した際は読み返したい。

  • プロジェクトリーダーとして具体的にどんなツールや考え方を使って、進めていくのが良いかということを示してくれる本でした。

    全体的に実用的で明日にでも使えるような手法が多いですが、実際の事例と交えた構成にはなっていないため、自分自身の置かれてる状況と結びつけながら読み進めると良いかもしれません

  • 最近様々なプロジェクトに関わることがあるため、基礎知識を得るために読みました。
    漫画と解説と混ぜ込んで理解しやすいように作っています。
    いくつかフレームも提示いただいているので使ってみてみたいなと思います。

  • "プロジェクトとは何か、どこから始めて、何をどうするのか…が簡単かつ分かりやすくまとめられている一冊。
    体系的に学ぶにはこれ以上ない分かりやすさなので、プロジェクトマネジメントをこれからやるリーダー・マネージャーは読んだ方がいい。
    また、既にマネジメントを経験した人も、復習の意味も込めて読むとよいかもしれない。
    教科書的な存在なので、「これは知ってる」「これは知らない、今度使ってみよう」が生まれるので。


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    ◆QFD
    品質機能展開で品質の家を建てていく
    *顧客の要求を絞り込む
    *要求を具体的な手段に
    *手段同士の比較
    *他社や過去のPJとの比較

    ◆WBS(ワークブレイクダウンストラクチャー)はアウトプットのイメージのために使う
    作業を段階的に詳細化することで、見えるようにするツール
    何がわかっていないかを詳細化するとストレスが軽減する(リーダーも含めて)

    ◆何かあった時の判断基準を決めておく
    プロジェクトは資源×時間×パフォーマンス
    どれか1つを優先すると、2つは犠牲になる(⇒優先順位を設ける必要性)

    ◆リーダーシップは一定ではない
    成立期:チームが未成熟なため、強い管理とリーダーシップ・vision共有が必要
    動乱期:立ち上げ期=メンバーに積極的に関与し、コミュニケーションを促す・相互理解へ
    安定期:繋がりが見えてきたら、権限をチームで共有していく
    遂行期:外部からの支援は必要最低限、自律的に動く組織へ

    教示的⇒説得的⇒参加的⇒委任的の順で変化していく

    指示的が強く支援的が弱い教示的
    指示的が強く支援的も高い説得的
    指示的が弱く支援的は高い参加的
    指示的も支援的も弱い、最小限の委任的

    ◆数字の奥にある人間を視る
    追い込まれて力を発揮するタイプ、ゆとりがある中で力を発揮するタイプ、人はさまざま
    数字の表面的な部分でなく、その個性や特性を認識したうえでマネジメントをしていく必要がある
    "

  • 新米リーダーの身としては、とてもわかりやすかった。
    マインドだけでなく具体的な行動に落とし込むツールも紹介されていて入門本としてはおすすめ!

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