- Amazon.co.jp ・本 (655ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799314173
作品紹介・あらすじ
本書では、それぞれの業種や業界で、問題解決の新たなビジネスモデルを築こうとしている個人、企業、組織について見ていく。彼らは、自らの意志で小さな実験なイノベーションに着手する人や組織を必要な量だけ集め、社会全体を変えようとしている。新しいビジネスモデルを提唱する彼らは、世界に散らばっている英知や能力を、どうすれば結集できるか知っている。だから、世界的な企業や国家だけなく、地上に分散している市民や組織という生態系全体を動員することができるのだ。
感想・レビュー・書評
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事例の列挙という感じで、そこからこう思うね。みたいな感じでした。あとは先に思想がある感じで、ほらこれ見てみほんとだろ?という感じばかりだったかなとは思う。僕らにとっては結構当たり前だった。あとはやっぱり未来に、貢献することや、創造には破壊が重要だと思った。迷ってる時間がもったいない。これが進んでカタストロなんたらが起こるんだろうけど。前向きにいい表情でやるべき。なんかこんつめて、がまんとか恐怖でやらん方がいい。リラックスして自然体で、あ、抽象度を高く持つことが大事だと思った。
さいごに誤解を招く箇所は削除したらしいけどとてもきになる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「共有」によってどんな可能性が開けるかを紹介した事例集。エピソードがやや詰め込まれ過ぎている感はあるものの、P&Gが試みた研究開発のアウトソーシング等、既に成果が出ているエピソードなどは説得力があり、今後の一つの潮流を示唆してくれる。ただ何事にも善悪両面があり、(一応本書もそれに触れてはいるが)ウィキが万能ではない点は割り引いて読みたい。
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けっこう分厚い本だけど、言いたいことは、「自社の社員からのアイデアだけでは、社員数という面からも到底イノベーションも生まれにくいし、限りがあるよ。今はインターネットがあるんだから、アイデアは世界から募集したらどう?その一環として、自社が、持ってるデータを出すことになっても、ビジネスとなれば元は取れるでしょ。」
こんな感じやと僕は理解した。
ちょっと読むのが辛いし、原著は3年以上前なので、内容はちょい古いのかも。読むタイミングは原著出版時だったなーって反省。